5年間迫害された李文波さん またも連行される
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 【明慧日本2018年7月3日】昆明市の法輪功学習者・李文波さんは2018年5月16日の朝、昆明市公安局晋寧支局・昆陽派出所から電話を受け、派出所に来るようにと言われた。翌朝、李さんは83歳の母親の夏翠英さんと一緒に派出所に行った。午後、派出所の警官は母親を派出所に拘束し、李さんを自宅まで連行して、李さん宅を家宅捜索した。その後、李さんは晋寧県老王坝留置場に移送された。

 李さんの母親は、警官に向かって「あなた達は私の息子を何度も連行し、迫害をして、それは道義的に許されないことだ」と、息子が再び連行された事に抗議し、息子のかわりに自分が刑務所に行きたいと言って抵抗した。それを警官に止められ、その時に地面に転倒した。

 警官は緊急に電話をした後、4人の警官らは母親を晋寧県病院に送り、家族に病院に来るようにと知らせた。家族が到着後、警官はすぐ立ち去った。

 夜、家族は派出所に行って、李さんの状況を問い合わせたが、警官は答えてくれなかった。翌日、家族はまた派出所に行った。所長の馮遠亮は「上からの指示で連行するようにと命じられた」と言った。その理由は李さんが各政府部門に法輪功の資料(善を勧める手紙)を送ったということだった。

 李さんは5月17日に、すでに晋寧県留置場に移送された。家族は「あなた達のやり方には法律的な根拠がありません。全く間違っています」と抗議したが、所長は「もし俺が間違っていれば、李が出所して来て、俺の方が刑務所送りだ。そんなことはありえない!」とはねつけた。

 中国共産党の法輪功への迫害が始まってから、李さんは3年間の労働教養を科され、その後、さらに懲役3力月の実刑を科された。2009年4月24日から2014年4月23日まで、李さんは冤罪で5年間刑務所に入れられた際に、雲南第一刑務所で、殴られたり、罵られたり、またロープで縛って吊されたりして、体をひどく痛めつけられるなど様々な拷問を受けた。

 このため、健康だった李さんは体をひどく害し、深刻な消化器系の疾患が現れた。2013年5月3日、雲南省第一刑務所病院と、昆明市延安病院で消化管からの出血(十二指腸潰瘍による出血の可能性がある)や、失血性貧血、十二指腸閉塞と胃もたれ、逆流性食道炎などと診断された。

 李さんは解放されて1年くらい経って、法輪功を煉功することにより、ようやく体の調子が回復したところだった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/25/367994.html)
 
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