河南周口市の法輪功学習者4人が不当に連行
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年6月14日】河南省周口市川匯区(ツゥワンフェ区)の法輪功学習者・趙社会さんなど4人の法輪功学習者が、今年5月23日、西華県東王営卿で不当に連行された。

 当日の午前、趙さん(60代男性)定年退職した元周口綿紡績工場の従業員、王冷さん(50代女性)元周口某製酒工場を定年退職した業員、張合さん(40代女性)、楊素玲さん(81歳女性)定年退職した元小学校教師の4人は、西華県東王営卿に行って法輪功の真相資料を配布していた際、そこの警官により不当に連行された。

 4人は午前10時~11時に連行されたが、11時20分ごろ、警官らはすでにもう1人の学習者・王美琴さんの住宅に駆けつけた。配布した法輪功の資料は、王美琴さんの家でもらったという情報を漏らした学習者がいたからだという。

 私服の警官2人は水道管を修理するという名目で王美琴さんの家に侵入し、他の十数人の私服警官は王さんの住宅の周囲を歩き回っていた。12時過ぎに、王さんの帰宅を待ちきれず、警官らは家宅捜索を開始した。そして、十数冊の法輪功関連の本、携帯電話数台、2万元近くの真相紙幣を押収した。その頃、趙社会さんも家宅捜索を受けた。

 趙さんは1999年前に修煉を始めたが、他の数人はみな1999年以降、修煉を始めた。81歳の楊さんは修煉している経歴が一番短く、2014年に修煉を始めた。当時の楊さんは高血圧、心臓病、腰椎椎間板ヘルニアなどの病気に苦しんでいた。修煉して間もなくすべての病気が消え、子供達はどれほど安心しただろうか。

 現在、趙さんは西華県留置場に、他の3人は周口市留置場に拘禁されている。

 今回のこの事件について、二つ注目されるべき点がある。一つは、警官らの行動が非常に速くなり、資料の出所を知ると、すぐに家宅捜索を行い駆けつけること。もう一つは、81歳の年配者がいまだに留置場に拘禁されていること。この2点である。このような状況は迫害が始まった頃にあったが、近年にはなかった。つまり、最近の法輪功学習者への迫害が、また一層、激化したもようである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/2/368326.html)
 
関連文章