娘は収監中で妻は半年以上拘禁中の許忠譲さん 再び連行
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 【明慧日本2018年6月22日】山東省聊城市高新区顧官屯鎭派出所の1人の警官が黒竜江省の警官3人とグルになって今年6月3日、突然、聊城市の法輪功学習者・許忠譲さんの家に押し入り、75歳の高齢の許さんを拘束して病院に連れて行き、身体検査をした後、聊城市留置場に勾留し、迫害を始めた。

 許さんの娘も今年初めに収監され、妻は昨年10月に連行されて未だに拘禁されている。許さんは妻と娘を救出するため弁護士に依頼したが、関係している警官らは、自分の犯罪行為を暴かれるのを恐れるため、許さんを連行したのではないかと推測される。

 派出所の警官は許さんの妻の劉海蘭さんを誹謗中傷する書類送検したが、検察庁により取り下げられた。しかしこれを不服とした警官は、劉さんを冤罪に陥らせることを諦めず、再度書類を送検した。

 劉さんは昨年10月17日、聊城市高新区で法輪功への迫害真相を伝えていた際、現地の派出所の警官ら7人により連行され、家宅捜索が行われ、パソコン1台、プリンター1台、印刷した物品など多くの個人財産が押収された。劉さんはその後、留置場に入れられた。許さん本人は今年1月2日に一度連行されたが、高齢のため留置場側から受け入れを拒否され、解放された。

 許さん、劉さんの娘である許卓さん(40)は、今年の初めに判決を下され懲役刑を受け、1月17日にハルビン女子刑務所に収監された。許卓さんは黒竜江省饒河県に在住し、現地へ仕事を視察しに来た省政府の巡回組に手紙を書いたため、現地の法曹界関係者らの機嫌を損ねた。それがもとで、許卓さんは2017年8月16日に連行され、その後、懲役3年の不当な実刑判決を宣告された。

 高齢の許忠譲さん、劉海蘭さん2人は地元が黒竜江省富錦市である。劉さんはかつて病気だらけであったが、修煉した後、すべての病気が消えた。この素晴らしい法輪功の修煉を堅持していたため、劉さんは2回にわたって拘禁され、また二度も労働教養を強いられた。許さんも何度も連行され、1回目の拘禁は2年の労働教養を科され、2回目は懲役6年の実刑判決であった。現在、許さんはジャムス刑務所に拘禁されている。娘の許卓さんもかつて2年の労働教養を強いられたことがある。

 法輪功学習者はみんな「真・善・忍」に従ってより良い人を目指して修煉しており、高い道徳水準で自らを律し、社会にも家庭にも有益である。このような学習者たちが連行されたり、不当な裁判にかけられたり、拘禁されたりするべきではなく、逆に褒賞されたり、称えられたりすべき人たちである。堅い信仰心を持ち、真相を伝え、人権を守るために活動するこれらの学習者たちは、社会的な良心や正義感でもって守られるべきであり、また、憲法や法律の規定に従って、当然守られるべき善良な人達ではないだろうか!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/6/368479.html)
 
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