広州市の漢方医の李常興さん 迫害され昏睡状態
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 【明慧日本2018年6月16日】(広東省=明慧記者)広州市海珠区の法輪功学習者の漢方医師・李常興さん(男性)は、18歳の頃仕事中に鉛とマンガンの中毒で2級の身体障害者になり、生活するには介護が必要だったが、法輪功をしてから身体が回復し健康になった。

 2017年4月20日の午前、李常興さんは通勤途中に海珠区公安分局の警察官に連行され、海珠区拘置所に拘束された。長い間拘禁されている間に、鉛とマンガン中毒の症状が再発して、全身に疔(チョウ・汗腺または皮脂腺が化膿して、皮膚や皮下の結合組織に生じる腫れ物)ができ、火傷のような苦痛に耐えていた。

 ただこの半年の間に、李常興さんの身体の状態がだんだん悪化していった。現在では咳をよくしているし、飲食があまり出来ず、頭痛がひどく、断続的な昏睡状態に陥っている。李さんがこのまま拘束され続けると、生命の危険に関わることになる。そこで、このような危険な状態の李常興さんを救出するために、国内外の皆様に李さんの安否に大きな関心をもって頂くように、強く呼びかける。

李常兴
李常興

 2017年10月頃から、李常興さんの身体は疔が出来はじめ、1カ月余りで身体が10kg以上も痩せた。

 拘置所側が李さんの病気を治療せず、また、弁護士にも家族にもこのような酷い状態であると、通知しなかった。2017年12月2日、弁護士が李さんに面会して、やっと身体状態のひどさが分かった。

 さらに、2018年4月16日、弁護士が李さんに面会する時に、李さんの全身が痒くて痛くて、夜咳を良くしていることが分かった。

 同年4月17日の開廷時に、法廷いた全員が李さんの容貌が全く変わり、他にも体重が65kgから40kgに痩せて、骨と皮ばかりになっている姿を見た。

 そのため、家族が裁判所に病気治療のために保釈をするように申し出ている時に、心身共に疲労困憊していた李さんは、その場で倒れ込んで昏睡状態に陥った。

 何日か後、海珠区拘置所の検察官が無責任にも「李常興は健康で拘禁に適合する」と家族に返事した。

 2018年6月2日、弁護士が李さんに面会した際、李さんの最近1カ月の身体状態は熱が出て、咳がひどくなって、毎日咳で約0.5~1kgの痰が出るという。また、眩暈(めまい)がし食欲なく、ご飯に水をかけてからほんの少し食べられる程度だという。そして、頭痛がひどくなって、断続的な昏睡状態に陥ることがあるということを聞いた。

 法輪功をしてから、李常興さんの身体状態は良好であった。2017年4月20日、李常興さんは通勤途中に海珠区公安分局の警察官に連行された。李さんが拘禁されてから病気を患うようになり、約8カ月の間に身体状態がだんだんと悪くなった。海珠区公安分局の警察官が李常興さんの生命を脅かし、健康な生活をする権利を蹂躙(じゅうりん・ふみにじること。暴力的に侵すこと)している。

 家族は海珠区法曹機関の関係者全員に、このままでは命が危険な状態の李常興さんを人道主義に基づいて即時に解放するように、強く呼びかける。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/4/368367.html)
 
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