黒龍江建三江農墾裁判所 法を悪用し李蓮栄さんに懲役3年
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 【明慧日本2018年8月3日】黒龍江省建三江農業開墾裁判所は故意に『刑法第300条』を悪用して李蓮栄さん(女性)を罪に陥れ、2018年5月17日に不当に法廷審問を行った。

 検察官の孫暁波は弁護士の反駁(はんばく・論じ返すこと)に返す言葉がなく、裁判長の張雪峰も弁護人の法律に関する意見に異議がないと述べたにもかかわらず、裁判所は6月の末に、やはり李さんに冤罪で懲役3年の実刑判決を宣告した。

 建三江管理局紅衛農場の法輪功学習者・李蓮栄さんは1953年生まれの65歳である。真相資料を配った時、中国共産党の法輪功に対する 偽りの宣伝を信じる人に通報された。2017年10月9日、建三江紅衛農場公安支局の警官は、建三江公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の指示の下、李さんを連行し、家宅捜査をし、法輪大法の書籍と真相資料を押収した。

 公安のいわゆる「捜査」の段階から、検察庁の起訴、裁判所の裁判のそれぞれの過程において、親族が依頼した弁護士は常に李さんの無罪を主張してきた。

 弁護士は十分な事実と現行の法律規定および政府の公文書等に基づいて、李さんの無罪を主張してきた。弁護士は法律意見書で何度も「刑法の第300条が法輪功学習者に適用せず、故意に刑法の第300条を悪用して李さんに対し立案し、起訴し、罪を定めることこそ、中国の法律の実施をひどく破壊するもので、これこそ本当の犯罪である」と述べた。

 弁護士は捜査当局に直ちにこの案件を取り消すように、検察庁に訴訟を撤回するように、裁判所に書類を差し戻すようにと促したが、李さんの迫害に関与した建三江の警察署、検察庁、裁判所の人員は「これらは我々の仕事である。我々はやらなければならない」とか、「法律だけではなく、政治のことも考慮しなければならない」とかと、でたらめな理由を付けて、冤罪を作ることをいとわず、李さんを迫害し続けた。

 1999年7.20、江沢民が法輪功に対する迫害を始めてから、建三江当局は積極的に江沢民一派の法輪功を迫害する政策に追随し、最悪な青龍山洗脳班を作り、学習者を弁護した4人の弁護士を殴り、弁護士達の肋骨を合わせて24本も骨折させてしまうという未曾有の事件、この世間を驚かした建三江事件まで引き起きた

 現在まで、すでに15人の法輪功学習者たちが建三江当局に冤罪で判決を下され、三十数人の学習者たちが労働教養を強制され、大量の法輪功学習者たちが今なお不当に拘禁され続けている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/10/370862.html)
 
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