貴州省の優秀な企業家 懲役5年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2018年7月17日】周小朝さんは40代の男性で、貴州省の優秀な企業家である。法輪功を修煉しているだけで、2017年7月7日に貴定県で不当に連行され、冤罪をかけられ、2018年4月25日に裁判が行われ、懲役5年6カ月の実刑判決が下された。不当な判決に抗議するため、現在、周さんは刑務所で断食して、すでに20日以上も経っている。

 周さんの断食は今回2回目である。1回目は、周さんが連行された後、弁護士に依頼することを警官に妨害されたため、やむを得ず2017年7月9日から6日間にわたって断食し、やっと弁護士に依頼することが許可された。今回の断食の原因は少なくとも三つある。一つ目は、一審時に証拠が明らかになかったのに、裁判所は無理やり『刑法』第300条にあてはめ、懲役5年6カ月の冤罪をかけた(無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと。二つ目は、有力な弁護をした弁護士に復讐するため、現地の裁判所は会議を開き、「弁護士も同じ法輪功学習者だ」と言論を統制し、弁護士の周さんは無実であるという弁護意見を無効にした。三つ目は、法輪功は人に「善に向かうように」と教えているもので良いものであり、人が法輪功を修煉することは憲法で守られるべきはずのものである。しかし、中国共産党は独裁政治を行っているため、憲法を踏みにじり、学習者たちを迫害した。

 周さんは小さい時から裕福な家庭で育った。貴州省の山奥の子供たちは皆貧しく、善良な周さんは学生の頃から常に貧しい同級生たちに経済的な援助をしてきた。修煉した後、周さんは助けの必要な人達を応援することにさらに熱心であった。しかも、仕事も立派にこなし、2016年に貴州省の優秀な企業家として選ばれたほどである。

 周さんと共に連行されたもう1人は、石登霊さんである。石さんは元軍人で今は転業しているが、5年の懲役を強いられたことがあるという。留置場や刑務所で酷く殴打された。そして死人ベッドに縛りつけられたり、刃物で首を切られたり、手錠や足かせを嵌められたりして数々の残酷な迫害を受けたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/8/370772.html)
 
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