浙江省女子刑務所で迫害され 楊険峰さん重体
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  【明慧日本2018年9月18日】湖北省麻城市の法輪功学習者・楊険峰さんは2017年12月26日、浙江省金華市中級裁判所に懲役3年9カ月の不当な実刑判決を宣告され、浙江省女子刑務所に拘禁された。

 楊さんは当留置場で迫害され続けた結果、精神分裂症と診断された。2017年12月31日、浙江省女子刑務所の衛生所は家族に「薬物服用通知書」を送付し、薬物による副作用がでた為であると伝えた。

 楊さんの状態は悪化し、家族と弁護士は何度も一時出所を求めたが、刑務所側に拒否され、さらに専門家の診断書も差し押さえられた。そのため、楊さんの一時出所の手続きは出来ず、治療も受けれない状況になった。

 現在、楊さんはさらに奇形腫と腺筋腫が検出され、二つともこぶし大の塊があり、身体の状態はますます悪化してきた。家族は再び一時出所を要求したが、いまだに同意されず、このまま治療を受けられない状況が続くと極めて危険である。

 楊さんは2016年11月2日、夫の周敦望さん、息子の周梁さんと一緒に車を運転し、金華市の妹宅を訪ねた時、身柄を拘束された。理由は車内で、法輪功の真相が書かれたメッセージを送信したため、ずっと追跡し、身柄を拘束したという。

 2017年12月10日、浙江省金華市中級裁判所は控訴審で原審維持のまま判決を下した。楊さん、周敦望さん、周梁さんにはそれぞれに懲役3年9カ月、懲役3年6カ月、懲役1年9カ月の不当な実刑判決を宣告し、さらに、2万元、1万5千元、1万元の罰金を科した。

 楊さんは同年12月26日に浙江省女子刑務所に送られ、周敦望さんは同年12月28日に浙江省第二刑務所、周梁さんは同年12月28日に浙江省第四刑務所に送られた。楊さんと息子は迫害を受け続けたために、精神病が再発した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/8/373536.html)
 
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