大連市の教師・曲桂賢さん 遼寧女子刑務所で虐待
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 【明慧日本2019年4月15日】大連市の金融職業専門学校教師の法輪功学習者・曲桂賢さん(59)は、江沢民を告訴したという理由で、2015年11月に警官により連行され、その後、懲役4年の実刑判決を宣告され、2016年11月18日に遼寧女子刑務所に拘禁された。現在、曲さんは公職を除名され、今もなお刑務所で虐待を受け続けている。

 曲さんは2015年5月に江沢民を告訴したため、同年11月13日に勤務先から警官らにより連行された。連行の際に、警官らは告訴状を手に持って「お前が書いたのではないのか! この拇印はお前が押したものだろうが!」と問い詰められたが、曲さんは何も答えなかった。

 そして、曲さんは連行され姚家留置場に拘束された。警官らは曲さんの留守宅に行き(夫は他界、息子は他所地で在学中)、パソコン、携帯電話などの私有物品および数万元の現金を押収して、持ち去った。

 2016年4月26日、砂河口区裁判所は家族に一切何も知らせず、曲さんに対して裁判を行った。裁判官と検察官は江沢民を告訴した事に触れず、「法輪功迫害の真相を伝える電話をかけた」ことを口実にして、曲さんに懲役4年の実刑判決を言い渡し、さらに、罰金4万元の支払いを命じた。

 2016年11月18日、曲さんは遼寧女子刑務所に収監された。情報筋によると、曲さんは一切妥協せず、法輪功を放棄しないため、何度も苦しめられたという。ある日、警官らは手書きの経文を捜査するという口実で、曲さんの服をすべて脱がして裸の状態にさせたまま、刑務所の正門前にしゃがむように強制し、曲さんを侮辱したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/28/384430.html)
 
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