学習者家族を助けるト東方さんと朱偉鳳さん 不当に連行
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 【明慧日本2018年7月1日】瀋陽市の法輪功学習者・ト東方さんと朱偉鳳さんは、不当な裁判に直面している法輪功学習者・周海燕さんの母親に同行して、大連開発区裁判所、検察庁、黄海路派出所に迫害の真相を説明した後、それぞれ瀋陽市と大連市で不当に連行された。現在、トさんは行方不明のままでいる。

 2018年5月29日、トさんと朱さんは周さんの母親に同行して、周さんに対する裁判のことについて、金州開発区裁判所の裁判官・王前を訪ねた。間もなく、開発区裁判所はその旨を国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に告げた。当日の夜、トさんは 瀋陽に帰った。翌日の5月30日、朱さんは引き続き周さんの母親に同行して、検察庁、黄海路派出所に迫害されている事実を説明した。

 2018年5月31日、朱さんと周さんの母親は弁護士に面会した帰り道、周さんの母親宅の周辺で、他の法輪功学習者を含めて計4人が、金州国保大隊と五彩城派出所の警官らに連行された。当日の夜、周さんの母親は帰宅できたが、他の法輪功学習者2人は家宅捜索を受け、家財を押収されたが、翌日には解放された。朱さんは6月1日、瀋陽に連れ戻された。

 6月1日は児童の日のため、トさんは77歳の母親と9歳の甥を自宅に迎え、公園に出かける予定だった。9歳の甥の父親は法輪功学習者であり、トさんの実の弟で、迫害により亡くなった。11時頃、トさんは外出した直後に行方不明になった。数分後、十数人の警官らはトさんの鍵を使って不当に入室し、部屋の中をひっくり返し荒らした。9歳の甥は幼いため、目の前の突然な出来事に驚いて泣き出した。

 現在のところ、トさんの家族はすでにこの事件を届け出たが、新華街派出所と和平支局はすべて知らないと言って、取り合って貰えなかった。家族は非常に焦っている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/6/368482.html)
 
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