黒龍江方正県の学習者夫婦が連行され 在日の息子と娘が支援を呼びかける
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 【明慧日本2018年6月30日】黒龍江省方正県の法輪功学習者・劉春さん(69)と侯麗鳳さん(66)夫婦は、2018年6月12日、興方派出所の警官により不当に連行された。その後、方正県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行された。6月15日、劉さん夫婦の息子・劉志貴さんと娘・劉志穎さんは、日本の国会の前で請願し、善良な人々に助けの手を差し伸べてもらい、同時に中国当局が直ちに両親を解放するようにと呼びかけた。


法輪功学習者・劉春さん(左)、侯麗鳳さん(右)夫妻


日本の国会前で、中国当局に両親の解放を呼びかける息子・劉志貴さんと娘・劉志穎さん

  現在、兄の劉志貴さんと妹の劉志穎さんの2人はすでに日本各地で緊急に支援活動を行って、各界の正義のある人士にこの件を注目するように呼びかけている。現地の日本の国会議員が情況を聞いた後、今回の人権を侵害した行為に対し、袖手傍観(しゅうしゅぼうかん・手をこまねいて、ただ何もせずにそばで見ていること)する訳にはいかず、必ず協力すると明確に態度を示した。

 両親の 劉さんと侯さんは1997年に法輪功を学び始めた。法輪功を学ぶ前に、侯さんは多くの病気を患っていたが、法輪功に出会ってから健康になり、至る所で「真・善・忍」の基準に従って自ら律し、心身共に受益した。1999年7.20以降、中国共産党が天地を覆い隠さんばかりに、法輪功に対して誹謗中傷し、法輪功学習者を迫害した。それ以来、現地の警官は頻繁(ひんぱん)に家まで嫌がらせをしにやって来て、侯さんは法輪功を続ける勇気がなくなり、あらゆる持病が再発した。そのため、数年後にまた改めて法輪功を学んだ。

  2018年6月12日、劉さんと侯さん夫婦はリラックス広場で法輪功の資料を配布した際に、法輪功に誤解を持った人に通報され、その直後に興方派出所の警官に連行された。そして、身内に一切知らせていない状況下で、夫婦2人は方正県国保大隊の警官に連行された。

  劉さん夫婦の息子と娘は2人とも日本に在住し、近所には妹(修煉者ではない)が住んでいた。6月14日、妹は劉さんの家に行った際に、ちょうど家宅捜索をしている現場にぶつかった。劉さんは手錠をかけられ、3人の警官らはすべての部屋を家宅捜索し、法輪功の資料、法輪功の内容が書かれた紙幣および私有の物品をすべて持ち去った。

  日本に在住の息子と娘は両親が連行された情報を知って、ただちに興方派出所と県国保大隊に電話をかけた。興方派出所の電話の応対者は連行したことを認め、「この案件の決定権は県国保大隊が握っているから、大隊長の趙春松に尋ねたらいい」と言った。そして趙春松は電話の中で「2人を15日間拘留する」と言ったが、具体的な場所や連絡先の電話番号、解放される日にちなど全く教えてくれなかった。さらに今後、もう劉志貴さんの電話に出ないと言った。

 劉さんの妹は字が読めない上、警官に従い出された書面に強いられて署名させられたが、書面はそのまま警官に渡したため、今に至っても、何に署名したのかを知らないままでいる。警官の話によると、侯さんはハルビンに送られ、劉さんは方正県留置場に拘留されたという。しかし、具体的な場所、連絡方法などについては一切何も言わなかった。

 本人にも会えず、情報も分からない状況下で、日本にいる息子と娘は両親が迫害によるダメージを受けているのではないかと、身体と精神状態を非常に心配している。特に侯さんについては連行された後、ずっと行方不明になっており、着替えの服さえ持って行けない状況にある。善良な人々に侯さんの居場所の提供と、できる限り支援をしていただけるように呼びかけている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/20/370038.html)
 
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