河北泊頭市の学習者達が嫌がらせや連行される
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 【明慧日本2018年6月18日】河北省泊頭市各派出所の警察らは今年の5月に入って以来、法輪功学習者の家を訪れては嫌がらせをし、警官が差し出した書面にサインを強要したり、無断で写真を撮ったり、そればかりか家宅捜索まで行い、学習者を不当に連行し、学習者やその家族の日常生活に深刻な影響を与え、妨害をした。

 10日間、泊頭市公安局の警官らは5回にわたって、劉福同さんの家を訪れた。最後の1回は、市役所の職員まで同行してやって来た。

 4月28日午後、新興街派出所長が2人の警官を率いて、五里屯村の70歳の姚国金さんに嫌がらせをした。

 5月2日午後7時過ぎ、五里屯村の共産党書紀と新興派出所長、警官1人の計3人が、同村の学習者・代義珍さんの家を訪れ、家の入り口で代さんに向けて、いきなり理由も言わず録画を撮りはじめた。

 5月中旬、化学肥料工場住宅区の学習者・張長江さんは、何度も解放派出所からの電話を受け、来るように面会を強要され、家族も嫌がらせをされた。

 5月24日、同市ワ里王鎭派出所の警官は姜橋村の村委員会に電話をし、同村の学習者・趙鳳格さんを派出所へ来させて、書面にサインをさせるようにと指示し、通知した。翌日にもまた、同じ内容の電話をしてきた。

 同市の学習者・王玉玲さんは5月17日午後、赫村鎭候荘村で真相を伝えていた際、スーパーの誰かに通報され、同鎭の副鎭長の指示により、派出所の所長に連行された。夜9時ごろ、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らが王さんの家を家宅捜索し、パソコン、携帯電話、法輪功の関連書籍、その他の真相資料をたくさん押収した。翌日、また2回目の家宅捜索をしにやって来た。

 王さんの夫は19日午前、公安局へ王さんを解放するように求めに行ったが、応対する人がおらず無視された。

 同日の午後、他の学習者も公安局へ王さんを解放するように出向いた。しかし、公安局の内部の人の話によると、王さんはすでにここから連れ去られ、留置場に入れられたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/29/368164.html)
 
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