黒龍江富裕県の法輪功学習者8人 不当に連行
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 【明慧日本2018年6月7日】チチハル市富裕県の法輪功学習者8人が2018年5月16日、それぞれの職場から、富裕県鉄東派出所、新華派出所、二道湾派出所の警官らによって不当に連行された。その理由は江沢民を告訴したことで、法輪功学習者の範晶涛さん、範麗娟さん、宏利さん、王殿民さん、潘東華さん、小紅さん、周明磊さん、左徳秀さんの8人が拘束された。

 今回、連行された学習者たちは店の経営者や店で働いている店員が多く、その中でも、範晶涛さん、範麗娟さん、宏利さん、王殿民さんの4人は朝、開店して間もなく自分の店から連行され、店員の潘さんは店に到着するとすぐに連行された。店員の小紅さんはその日休みだったため、午後、他の場所から連行された。

 8人全員が富裕県留置所に連行され、それぞれに10日間、7日間と5日間の拘束される処罰を下された。白昼堂々と店から店主や店員が連行されたことで、小さな店はほぼ営業停止を余儀なくされた。このような不当な行為は、本人達に精神的にも経済的にも大きなダメージを与えただけではなく、家族や住民たちの心をもひどく傷つけた。

 60歳の左徳秀さんは教師である。左さんは修煉前、深刻な喘息を患っていたが、修煉後、病気が治り、すっかり元気になった。その劇的な変化は近所の人や職場の同僚、そして、長年薬を処方した医者もこの目で見てきた。5月16日午前9時頃、二道湾派出所の所長・董偉、警官・韓青玉、韓春雨らは左さんを自宅から同派出所に連行し、午後3時頃、警官の宇鳳忠と周○○は左さんを留置所に移送した。罪名は江沢民を告訴したことで、10日間拘束された。

 実は 前日の5月15日から警官らの妨害が始まった。警官は王殿民さんの家に行って、家にいる王さんの父親に王さんの居場所を問いただし、知らないと言われたため、さらに王さんの母親の居場所を問いただした。病気で入院していると知った警官らは富裕県中医病院に行って、入院している王さんの母親を妨害した。王さんの母親は脳梗塞や高血圧などを患っていた。警官が突然やって来たことで、王さんの母親にも、看病している王さんの弟にも大変なプレッシャーと恐怖を与え、母親の病気に非常に悪影響を与えた。

 連行された学習者と面会した家族の話によると、警官たちは名簿に記載されている人達を次々に連行しており、その名簿には100人以上の人達が記載されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/19/366750.html)
 
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