【明慧日本2018年7月2日】大連市外資企業の通訳者の法輪功学習者・賈秀春さんは2016年10月、敦化市に出張した時、法輪功を修煉していることだけを理由に身柄を拘束された。そして、賈さんを市公安局経済技術開発支局、開発区検察庁、開発区裁判所は罪に陥れようと画策した。近日中に開発区裁判所は、賈さんに懲役2年の判決を宣告しようと企てた。その後、賈さんはこれを不服として控訴し、家族に手紙を書き家族を励ました。
2018年4月20日、開発区裁判所は賈さんに対して開廷した。河北省の実家にいる賈さんの兄と姉は通知を受け、大連に行き裁判所を傍聴した。
開廷中、賈さんの兄は法廷内が冷えきっているため、立ったままで傍聴したいと申し出ると、裁判官に追い出されてしまった。賈さんは自ら弁護し、起訴側の誹謗に反論した。
そして、賈さんは姉宛に手紙を書いた。内容は下記の通りである。
姉さんへ
「姉さん、私の字を見ると、まるで互いに会って話をしているようでしょう。家族の気持ちは勿論わかりますが、一時の安逸のために良心に背くことは決してできません。古代からの言い伝えに「悪小なるを以ってこれを為すなかれ。善小なるを以って為さざるなかれ」(わずかなことだからといって、行動や行いに緩みがあってはいけないという戒め。対句として、たとえわずかしかできない善い行いだからといって、やめてはならないという意味)と、あります。法輪功を学ぶことは他人に無害であり、自身にも良いことばかりです。法輪功は無実であり、私ももちろん、無罪です」
「姉さんは困難を乗り越え私のために弁護士を雇い、本当に感謝しています。また姉さんや兄さんが両親の面倒を見てくれていますので安心しています。私のことをあまり心配しなくてもいいですよ。困難はしばらくの間ことです。きっと近い将来また再会できると思います」と書かれてあった。
現在、賈さんが拘禁されてから、すでに半年経った。家族は大きなダメージを受け、賈さんの職場も大きな損失を受けたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)