内モンゴル赤峰市の学習者2人が不当に拘束される
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 【明慧日本2018年6月26日】内モンゴル赤峰市の法輪功学習者の張玉梅さん、劉成さんの2人は、2018年3月19日夜、電動バイクに乗り赤峰市紅山区紅廟子通りを走っている時、紅山区紅廟子派出所の所長・陳朝陽に連行された。2人はすでに2カ月間拘束されている。

 張さんと劉さんの2人は「法輪大法が素晴らしい」と書かれた横断幕が現れた場所まで連行された。警察官はニセの現場とニセの口供を作り、20日前に紅廟子通りに設置されたビデオカメラで取られた映像の中で、2人が路上で着替えをしていた映像があり、これを証拠に張さんと劉さんが横断幕をかけたと言った。その後、張さんと劉さんの家に行き、家宅捜索をして家財を押収した。

 陳朝陽は赤峰市紅山区紅廟子派出所の所長である。公安局の局長と国保大隊の隊長(法輪功迫害の実行機関)におもねる(へつらう)ために、紅廟子通りで「法輪大法が素晴らしい」、「真善忍が素晴らしい」という横断幕を木の上にかけたので、学習者2人を連行したと報告した。この案件はリーダーの話に基づいて作ったという。局長と隊長にへつらい、手伝ったことをこれらは証明した。陳所長は学習者を連行した後、2人の処分は、外で会議に出ている大隊長が帰って来てから決まると言った。

 3月26日、家族はこの件を弁護士に依頼した。弁護士は留置場へ張さんと劉さんの2人に面会するため行った。しかし、警官は張さんとの面会を許可しなかったという。

 赤峰市は内モンゴル自治区で、法輪功学習者を最も酷く迫害している地区である。迫害により亡くなった学習者は数十人にものぼるという。その一方で、警官らの多くが悪報に遭い、悪報に報われた人数も一番多かった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/28/368111.html)
 
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