大連市の仲淑娟さん夫婦に不当な判決
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 【明慧日本2018年8月22日】大連市の法輪功学習者・仲淑娟さん(64歳女性)は、2016年6月28日の朝、自宅の玄関前で再び警官に身柄を拘束された。2017年4月10日に不当に開廷され、弁護士と本人は無罪であると弁護をした。

 開廷して1年近く過ぎた2018年3月7日午後、仲さんの夫・李寛さんは甘井子裁判所に電話で呼び出され、仲さんは懲役7年6カ月、夫は懲役3年6カ月・執行猶予付の不当な判決を宣告された。そして、李さんがサインを断ったため、15日間拘束された。

 仲さんは1994年の末から法輪功を学び始めて、ひどいリューマチ性関節炎などの病気も完治し、心身共に健康になった。以前は病気のためによく欠勤したが、修煉を始めてから元気になった仲さんは、4カ月間1日も休まず働いたことがある。

 しかし、心身共に受益した仲さんは法輪功を学び続けたという理由で、19年間にわたり、かつて7回も、合わせて8年間にわたり不当に拘禁されたことがある。そのうち、大連労働教養所や馬三家労働教養所で6年6カ月にわたり拘禁され、非人道的な拷問を受けた。

 仲さんの娘・李秀麗さんは東北財経大学附属中等専門学校に在学中、成績はクラスの中で1位、全学年中で3位だったが、迫害で精神障害者のような状態になった。2003年、当時24歳の李さんは警官が家財を押収することを阻止しようとしたため、警官に4階から1階に引きずりおろされ、派出所に連行された。その後、うつ病を患った。2007年、華東路派出所は再び仲さん宅の家の鍵を探し出し、自宅に押し入った。その時、仲さんの娘が1人家にいて脅迫され、その結果、精神障害者のような状態になった。

 2016年3月11日、仲さんは世間の人々に法輪功の無実を伝えたという理由で、中華路派出所の警官に身柄を拘束された。迫害から逃れるため2階から飛び降りて骨折し、腰椎数本が骨折していると診断された。

 2016年6月28日朝7時ごろ、仲さんの身体はようやく少し回復し始めたところで、再び春海派出所の警官らに身柄を拘束された。当時、仲さんは自宅から出た途端に、待機していた警官らが家に押し入り、法輪功の書籍数十冊と私物を不当に押収された。さらに、仲さん一家3人も連行された。当日の夜の10時30分ごろ、仲さんの夫と娘は家に帰されたが、監視しされ続けた。7月22日、仲さんの逮捕状が発付された。

 2017年4月10日、大連市甘井子区裁判所は仲さんに対して不当に開廷した。弁護士と仲さんは1時間45分ぐらい根気強く弁護をした。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/10/372273.html)
 
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