大連市の学習者 断食で迫害に抗議
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 【明慧日本2016年12月10日】遼寧省大連市の法輪功学習者・安詳宇さんは、インターネットを利用して法輪功の無実を伝えたとの理由で、2013年8月26日に警官に身柄を拘束された。その後、懲役5年を宣告され、2014年末に瀋陽刑務所に移送された。

 安さんは刑務所で転向しないとの理由で、家族との面会も禁じられた。そのため、今年2月以降、家族は1度も安さんと面会ができていないという。

 先月28日、家族は再び安さんと面会しに行ったが、警官に「安詳宇は刑務所の規定(長時間の苦役労働)に違反し、すでに20日以上断食をして重体に陥っている」と告げられた。

 安さんが連行された経緯

 2013年8月26日夜8時ごろ、市湾辺防派出所の警官らは開発区赤鋒にあるネットカフェに入り、安さんを不当に連行した。当日夜9時過ぎ、警官8、9人が安さんの自宅に侵入し、パソコンなどの私物を押収した。9月4日午前、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者や検察庁の関係者20人は、安さんを連れて安さんの自宅へ行き、パソコンを設置して安さんをしゃがませ、証拠写真を撮った。さらに、居民委員会の関係者に偽証拠にサインさせた。

 2014年末、警官らは家族に知らせないまま、安さんを瀋陽刑務所に移送した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/2/338428.html )
 
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