瀋陽市第一刑務所 法輪功学習者を多数拘禁(写真)
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 【明慧日本2015年3月7日】大連市の法輪功学習者・車中山さん、朱承乾さんは瀋陽市第一刑務所に不当に拘禁されている。2人は「転向」しないとして、ひどい暴力と残虐な拷問を受けた。朱さんは朝6時~夜6時まで、ずっとトラの椅子に縛り付けられている。刑務所は2人に対して家族との面会を許可しないという。

 2012年7月6日、大連市で79人の法輪功学習者が連行される事件が発生した。当日、市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)・610弁公室・公安局は、市民に衛星受信アンテナ(海外の新唐人テレビ局の番組を視聴できる)を設置した79人の法輪功学習者を不当に連行し、家財を押収した。車さんは自宅周辺で私服警官に押し倒され、暴力を振るわれた後、連行された。その後、大連市留置場で一晩中、トラの椅子に縛り付けられて殴られ、腕と顔の数カ所から出血し、地面に2カ月以上、手錠で固定された。曲ビンさん・佘鉞さんは何度も迫害され危篤に陥った。張国立さんは拷問により死の寸前だった。張桂蓮さんは迫害によって死亡した。羅金玉さんら10数人は馬三家労働教養所で労働教養を強いられ、羅さんは左目が失明した。郝秋晶さんは「体を引き伸ばす刑」で拷問され、身体に障害を負った。

拷問のイメージ図:トラの椅子

 2013年10月29日、大連市中山区裁判所は5回目の裁判を行った。裁判所は車中山さん・朱成乾さん・王守臣さん・裴振波さん・史占順さん・于波さん・郭松さん・潘秀清さん・白如玉さん・李聖傑さんの10人に対して判決を加えようとした。法廷には、家族も弁護士も出廷せず、司法官と検察官は何度も法輪功学習者に弁護士依頼を辞退するように脅した。7人の法輪功学習者は引き続き弁護士に依頼することを主張したが、無視され、25分間の裁判は終了した。

 現在、車さんを含めて17人の法輪功学習者が不当判決を宣告された。車さん・成乾さん・馬瑞田さん・韓学明さん・佘鉞さん・曲ビンさん・王永航さん・田耘海さん・楊本亮さん・鄒吉令さんら10人は瀋陽市第一刑務所に拘禁されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/18/304926.html)
 
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