大連市の元裁判官が江沢民を告訴
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 【明慧日本2015年7月9日】遼寧省・大連市の西崗区裁判所の元裁判官で、現在は米国サンディエゴ市に在住する法輪功学習者・李慧英さん(54歳女性)は最高検察庁に告訴状を郵送し、法輪功迫害の元凶・江沢民を起訴した。

 李さんは1994年に法輪功を学び始め、「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指し、勤務していた。そのため、李さんが担当した案件は最高人民法院の1996年版『中国審判案件要覧』経済の巻に収録された。また、娘の名義で大連市「希望プロジェクト」に1万元あまりを寄付したという。

 しかし、李さんは法輪功を学んでいるとの理由で2002年4月、江沢民グループに3年間の労働教養処分に処せられた。職場も李さんは最も優秀な裁判官だと知りながら、上部の命令に従い、李さんを公職から追放した。

 李さんは大連労働教養所と瀋陽馬三家労働教養所で3年4カ月拘禁された。その期間、苦役的労働を強要され、長時間の睡眠禁止をされたことがある。その結果、記憶力に大きなダメージを受けた。

 2005年8月、李さんは刑期満了だったにもかかわらず、馬三家労働教養所に不当に4カ月刑期を延長され、その後やっと解放された。夫は圧力に耐えられず、離婚を選んだ。未成年の娘は大きなショックを受け、李さんの父も他界にした。

 李さんは帰宅後も市の公安局沙河口分局の警官らによる嫌がらせを受け、正常な生活を送れなかった。2009年、李さんは海外に亡命し、家族と離れ離れになってしまった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/26/311434p.html)
 
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