遼寧丹東市の邵長華さん 自己弁護し 無罪を主張
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 【明慧日本2019年4月26日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・邵長華さん(女性)は、2018年8月17日、家を訪ねて来た友人を見送ろうと家から外に出た途端に、すでに家の前で待ち伏せていた警官らに連行され、その後、邵さんは拘禁された。2019年4月11日、裁判所に不当な裁判をかけられた邵さんは、法廷で自己弁護し、無罪を主張した。

 邵さんは留置場に8カ月間拘禁された。その間、証拠不足として、検察庁が2回も邵さんの案件を差し戻したが、最終的に邵さんは起訴された。そして、2019年4月11日午前9時、邵さんの家族は丹東市振安区裁判所の裁判官から「今日の10時に、邵長華に対し開廷する」と知らせを受けた。

 裁判は10時半に始まったが、邵さんは手かせと足かせをつけられたままで、入廷した。留置場のひどい迫害で邵さんの聴力がかなりおち、聞き取りにくかったが、精神状態は良好であった。法廷には裁判官と検察官2人、傍聴席には家族がいるだけで、そばには警官が座っていた。

 検察の起訴に対して、邵さんは法律に基づき自己弁護をし、自ら無罪を次のように主張した。「犯罪の証拠」に対して、邵さんは「法輪功は邪教ではないから、これらの出された証拠は本案件とは全く関係ありません。国家新聞出版署の第50号による令状の中で、法輪功書籍の出版禁止令を撤廃しています。私は社会にも他人にも、何ら危害をもたらしていませんし、国家の法律では法輪功を煉ることに対し、これが犯罪であると決めつけられていません」と自己弁護した。

 邵さんはまた、法輪功を学んで患っていた多種の病気が完治し、元気を取り戻したこと、法輪功で心身ともに健康になったと主張したが、裁判官に「法廷で法輪功を宣伝するな」と阻止された。

 裁判は1時間半で終わらせた。警官が邵さんを法廷の外へ連れ出したとき、邵さんは「真・善・忍を学ぶことは良いことで、私は無罪です。法輪功は世界中に広まっています」と大声で叫んだ。

 2018年8月17日、邵さんは友人を見送ったとき、警官らは邵さん宅に不当に侵入し、家宅捜索した。その後、家族は派出所に行き邵さんを連行した理由を聞くと、警官は「1年前、邵長華は趙雪景、孫立豪(2人は学習者で実刑を受けて刑務所に収容された)の2人と一緒に、法輪功のことが書かれた紙を貼ったからだ。大したことはないので、7日後に釈放する。2人はすでに解放した」と言った。

 しかし、警官の話とは違っていた。家族は邵さんが連行されて5日目に、丹東市拘置所に会いに行ったが、邵さんはすでに同市留置場に送られていた。

 2018年9月19日、家族が依頼した弁護士は留置場で邵さんと面会した。迫害で健康状態が悪くなった邵さんは人に支えられて出て来た。それを知った家族は派出所に行って邵さんの解放を求めたが、警官にこの案件はすでに検察庁に渡したと言われた。そこで10月15日に、妊娠7カ月の身重な邵さんの娘が丹東市元宝区検察庁に足を運び、本案件の担当者に会った。しかし、担当者から「お前の母親が始末書を書かない限り、この案件を裁判所に移すしかない」と言われた。


拷問の再現:スタンガンで電気ショックを与える

 邵さんはかつて二度も実刑を言い渡されたことがある。遼寧省女性刑務所に収容されていたとき、邵さんは残酷な拷問を受けた。邵さんは刑務所で、警官の指図を受けた受刑者に服を脱がされて蹴られ、電撃ショックを与えられ、その上、睡眠を剥奪され、水を飲むこともトイレに行くことも許されなかった。そして、10本の指と爪の間を針で刺され、生殖器や目に辛子を入れられたり、乳首をひどくつままれるなどの、非人道的な残虐な拷問を受け続けたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/16/385181.html)
 
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