黒竜江巴彦県73歳の武桂芝さん 不当にも実刑8年
【明慧日本2019年3月20日】黒竜江省巴彦県(はげんけん)竜泉卿の武桂芝さん(73)は2019年2月22日、現地の派出所の警官から派出所に来るようにと言われた。派出所に行ったところ不当に拘束され、すぐさま巴彦県公安局に移送され、そこで警官らにずっと交替で監視された。情報筋によると、武さんは当局により懲役8年の実刑判決を言い渡され、3月12日に刑務所に収監されたという。
中国共産党による法輪功への迫害の中で、武さんは20年の間に何度も派出所の警官らにより連行され、嫌がらせをされた。万家労働教養所に2年間収容されたことがあり、そこで毎日毎日、終日の間、小さな手のひらサイズの椅子に座ることを強要された。このため武さんは脊椎が曲がってしまった。それほど辛い拷問を万家労働教養所内で受け続けた。
中国共産党による拷問:終日椅子に座ることを強要 |
2017年9月、武さんは興華派出所の警官により不当に連行され、ハルビン留置所に入れられようとしたが、健康診断で不合格になり留置所に拒否された。そこで派出所の警官は、武さんの子供を引き受け人にし、一時、解放の手続きをした。
2018年7月19日、武さんはまた興華派出所の警官らにより、依蘭県裁判所に運ばれて裁判が行われた。裁判の結果は当日宣告されなかったが、武さんは再び病院まで運ばれて健康診断を強要された。診断の結果またしても不合格になり再度、一次解放された。
2019年2月22日、武さんは現地の竜泉派出所の警官から派出所まで来るようにと言われ、行ったところ不当に拘束され、巴彦県公安局に移送され、その後ここで、懲役8年の実刑判決を下されたという。