山東省泰安市の袁海栄さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2019年3月28日】山東省泰安市の法輪功学習者・袁海栄さん(57歳女性)は、真・善・忍の信条を堅持していたため2018年10月に警官により不当に連行され、家宅捜索を受けて拷問、嫌がらせを受け続け、2019年1月31日に自宅で死亡した。

 2018年10月25日午後7時30分ごろ、在宅していた袁さんは押し入ってきた警官らにより連行され、家宅捜索を受け、法輪功の書籍十数冊と携帯電話、プレーヤーなどの個人財産を押収された。袁さんと他の2人の学習者は東平県接山鎮派出所まで連行され、そこですぐに尋問を受けた。袁さんは1人の警官により頬を平手打ちされ、顔に水をいっぱいかけられた。そして、6時間ずっと立たされ、休憩やトイレに行くことなども禁止された。

 翌日の午後2時ごろ、袁さんは病院に連れて行かれ、健康診断を強制的に受けさせられた。しかし、血圧が高いため泰安市留置場に受け入れを拒否された。それでも、東平県の警官は諦めず、また袁さんを軍隊の病院へ連れて行き、MRIやBモード超音波検査を受けるように強制し、しかも費用はすべて袁さんに負担させた。診断の結果は同様に不合格で受け入れを泰安留置場に再び断られた。当日、袁さんは派出所で一夜を過ごし、27日午前、袁さんは解放された。

 帰宅した袁さんは、警官による電話などでの嫌がらせを受け続けた。しかも袁さん本人だけではなく、袁さんの兄も嫌がらせを受け続けた。兄は何回も警官に呼ばれ、妹の「罪」を認めるというサインを強要された。2019年1月16日午後、警官らは袁さん宅のドアを叩いて開けようとしたが開かなかったため、近くで待ち伏せをして、夜になって再びドアを叩いた。袁さんの夫がドアを開けた途端、男性2人と女性1人の警官が押し入ってきた。警官は「召喚尋問の知らせを届けに来た。明日来ないと武装警察部隊を出動させて逮捕しに来るぞ!」と袁さん一家を脅した。家族は大変恐れて不安でいっぱいだった。

 1月19日、警官らは再度、袁さんの家族及び親戚らに圧力をかけた。仕方なく、袁さん夫婦は地元の派出所へ行った。しかし、袁さんはサインをしなかった。夫は怒って袁さんを殴り、代わりにサインをした。

 それ以降、袁さんの夫は中国共産党の邪悪を恐れ、袁さんの修煉を妨害し、毎日袁さんの修煉を放棄させようとし夫婦は毎日喧嘩をしていた。袁さんは巨大な圧力により、1月31日に、突然心臓発作で死亡した。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/20/384128.html)
 
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