河北女子刑務所による拷問 長期に渡り睡眠を剥奪
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 【明慧日本2019年4月13日】河北省保定涿州市の法輪功学習者の高春蓮さんは懲役5年の不当な実刑判決を受け、2015年8月16日から2019年2月25日までの間、ずっと河北省石家荘市女子刑務所に収監されていた。この期間ずっと、石家荘市女子刑務所内で凄まじい残忍な拷問により、高春蓮さんは強制的に転向させられ、法輪功への信仰を諦めさせられ、長期にわたって睡眠までも剥奪(はくだつ・はぎとること)された。

 石家荘市女子刑務所内での凄まじい残忍な拷問・睡眠を剥奪する

 刑務所の所長・王野は高さんを眠らせないように囚人達に、「長期間にわたる睡眠の剥奪」を命令した。1回目は、連続して8日の間、昼夜を問わず寝させなかった。2回目は、6日の間昼夜続けた。3回目は、2015年12月19日から2016年1月6日までの18日の間、昼夜寝させなかった。その剥奪のやり方は、瞬(まばた)きすることさえ許さず、一秒も寝させない非常につらいものだったという。そして囚人達は、高さんが少しでも目を閉じるのを見ると、直ぐに冷たい水を入れた霧吹きで、高さんの顔に向けて噴霧した。その繰り返しを高さんが意識が無くなるまでずっと続けたという。その拷問の後、高さんは椅子にも座れず、立っていることさえできず、すぐに転んでしまい身体中が傷だらけになった。このような人の限界を越える残酷な迫害は、迫害を受ける側に身心ともに非常に重い障害を残した。

 河北省女子刑務所の中で、今でもこのような残酷な手段を使って、善良な法輪功学習者たちをひどく迫害している。ここに不当に収監された法輪功学習者の誰もが、このような強制的に洗脳された経験を持つ。つまり一人一人の善良な法輪功学習者にそれぞれ2人の特定の受刑者が監視に付き、多くの命令を受けた受刑者らに殴打されたり、法輪功のことを誹謗中傷する本やDVDを強制的に見せられる。そしてその中には学習者を脅かしたり、侮辱する受刑者もいる。その隣では始終、学習者へ暴力を振るう受刑者もいる。秦皇島の法輪功学習者の郎淑英さんは睡眠を剥奪されて、5、6カ月間も寝させてもらえなかったという。まばたきすら許されず、郎さんは心身の極限状態に達したという。中国では人目のつかない刑務所内で、このような非人道的なあまりにも残忍すぎる数々の拷問が、善良な法輪功学習者たちに対して平然と行われている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/5/384753.html)
 
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