山東煙台市の学習者 秘密裏に4年の実刑判決
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 【明慧日本2019年4月8日】山東省煙台市牟平区(むへいく)の法輪功学習者・劉学栄さん(75歳女性)はこのほど、秘密裏に懲役4年の実刑判決を言い渡され、済南市女子刑務所に収監された。

 劉さんは2018年7月17日の午前中に、牟平区の農産品市場で法輪功についての真相資料を配布していた際、私服の警官らにより連行され、家宅捜索を受け、煙台留置場に入れられた。同年12月、現地の裁判所は秘密裏に劉さんに懲役4年の実刑判決を言い渡し、同年12月28日に済南女子刑務所に収監した。

 劉さんは牟平県セメント工場を定年退職した元職員である。1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を始めて以来、劉さんは何度も不当に連行され、家宅捜索を受け、4000元を強要された。2004年10月、法輪功についての真相資料を配った際に、真相の知らない人に通報され、連行されて煙台莱山派出所に身柄を拘束され、毎日3時間ほど両手に手錠をかけられて、窓格子に吊るされた。

酷刑图:吊铐
中国共産党による拷問:吊るし上げられる

 2006年10月、また真相資料を配布しただけで人に通報され、牟平区寧海鎮派出所に身柄を拘束された。派出所で酷く殴打され、片手に手錠を一つづつかけられ、一晩中吊るし上げられた。

 2008年北京五輪の際に、安全面に支障をきたさないようにということを口実にされ、劉さんは18日間、毎日24時間監視され尾行された。また、同年5月27日、劉さんが外出するとすぐに監視者に通報された。結局、劉さんは再度連行され、家宅捜索を受けて30日間拘禁された上に、さらに、1000元の罰金を科された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/28/384438.html)
 
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