【明慧日本2019年3月23日】吉林省双遼市の法輪功学習者・別麗花さん(女性)は最近、懲役5年の不当な実刑判決を言い渡され、現在長春女子刑務所に収監されている。
勤務先で同情してくれた同僚達も一緒に連行
別さんは双遼発電所に勤務しており、2017年10月に現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより連行され、家宅捜索を受け、その際に、多額の個人財産を押収された。
その日、別さんは会社で勤務中に連行された。警官に連れ去られる時、職場のリーダーは「仕事中のため、連行はやめて下さい」と警官らに言っただけで、そのリーダーも一緒に連行された。また、警官が別さんのバッグを調べようとしたとき、ある同僚が「それは私のバッグなので、押収しないでください」と別さんを助けようとしたため、強制連行されて15日間身柄を拘束された。
別さんは双遼留置所に収容され、その後、四平留置所に移送された。家族が依頼した弁護士は別さんに面会しようとしたが、留置所側に拒否された。
2018年4月、双遼市裁判所の裁判官が四平市鉄東区裁判所に行き、別さんに対して裁判を行った。同年8月2日、別さんに懲役5年の不当な実刑判決を言い渡し、さらに、罰金5千元を科した。
別さん一家が受けた迫害
2000年10月、別さんの夫が北京へ陳情に行っただけで、連行され1年の労働教養を強制され、1年の間に3カ所もの労働所に移送されて収容された。
2002年12月、別さんの家に警官らが押し入って来た時、義父(当時70代)と義兄の息子は警官らにより、不当に連行された。当時、遠方で研修を受けていた別さんも、警官らに騙されて家に帰った際に連行され、3人とも双遼拘置所に身柄を拘禁された。その後、別さんは労働教養2年、義父と義兄の息子は労働教養1年を強いられた。ある警官は「孫はまだ4歳だが、おとなしくしなければ同じく刑務所に入れるぞ!」と年老いた祖父を脅した。
2005年1月、別さんの夫の兄のシャ貴仁さん(46)が迫害されて死亡した。シャ貴仁さんは2000年から労働教養1年を強制され、労働教養所で迫害されて右足が不自由になっていたという。
2006年3月、別さんの夫は再度連行され、長春鉄北留置所に入れられ、そこで、さまざまな拷問を受けた。その後、労働教養1年を強いられ、翌年10月にやっと解放された。
2009年9月、別さんの夫はまた不当に連行され、洗脳施設に拘禁された。