内モンゴル第四刑務所の拷問 長時間小椅子に座らせる
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 【明慧日本2018年8月25日】内モンゴルの第四刑務所に長時間にわたって、手のひら大の小さな椅子に座らせるという拷問がある。椅子は中国の幼児園児が座る椅子と同じぐらいの大きさで、15センチぐらいの高さしかない。この刑務所に収監された法輪功学習者のほとんどが、この辛い拷問を受けた経験をもっている。

酷刑演示:罚坐小凳子
拷問のイメージ写真:長時間、
小さな椅子に座らされる

 法輪功の修煉を放棄しない学習者に対して、刑務所側は必ず学習者にこの拷問を強要する。両足、両膝をきちんと合わせ、両手を膝の上に置き、左右を見てはならず、動かずにじっと同じ姿勢で座り続けることを強要する。拷問時間はなんと朝の5時から始まり、夜の12時まで続き、食事とトイレに行く以外はじっとしたままの姿勢で、椅子に座り続けなければならない。また、これを2人の受刑者にずっと監視させている。監視役の受刑者はシフト制で、交代して当番し監視するのである。

 このような椅子に座らされたら、1時間以内だと何とか我慢できるが、その後、気分が悪くなり、お尻がだんだん痛くなり、時間が経つにつれて痛みが激しくなる。それは、1万本の矢に刺された感じがし、その上、虫が骨の中を這っているように感じ、下半身全体が激痛に襲われる。このような凄まじい拷問を連続して半年間、1年、2年にわたって受けた学習者もいる。こうなるとお尻の肉がつぶれて血まみれになったり、肛門が裂け出血したり、お尻が化膿して骨が露出してくる。この露出した骨が直接椅子に触れるので、この痛みの激しさが想像できるだろうか。ちょっとでも動くと、監視役の受刑者がすぐに銅の糸の細さの棒で背中を刺すので、刺された背中が篩(ふるい)のようになった学習者もいた。また、「このような拷問に加担した者は、その辛さや激痛を1分1秒も漏らすことなく、味わってみるがいい!!」とまで言い放った学習者がいた。

 受刑者の話によると、この拷問の発明者は1人のマフィア死刑囚であったという。刑務所の警官らはこの拷問の効果が非常に良いと思って、極力この方法を広めた。この拷問は一般的には、管理に全く服従しない極悪非道の受刑者に対して、用いられるものである。普通の受刑者なら、この拷問を半日ぐらい受けるとすぐに崩れてしまい、何でも自白するようになるという。しかし法輪功学習者に対しては、刑務所に入るやいなやすぐに用いられる。拷問を受けて転向したら、刑務所の労働部所に移される。しかし転向しなければ、引き続きこの耐え難い拷問を受け続けるのである。これらは隠蔽(いんぺい・故意におおいかくすこと)された、最も悪辣(あくらつ)な拷問の一つである。のあまりにも悪辣な拷問を4年にわたって、受け続けた学習者もいるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/16/372523.html)
 
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