河北淶水県の学習者200人以上が嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2018年8月20日】今年7月以来、明慧ネットによる不完全な統計では、河北省淶水県に200人以上もの法輪功学習者が、警官らにより度々嫌がらせを受けた。警官らは学習者、ひいては修煉を放棄した人達の家にも押しかけ、度々嫌がらせをしに訪問した。石亭鎭だけでも100人以上が警官らによる嫌がらせを受け、何度も嫌がらせをされた人達がいた。

 いわゆる訪問は各卿鎭の共産党政府、エリア委員会、村委会の人員らが派出所の警官らを引き連れて、行動しているか、あるいは派出所の警官らが単独に行動しているという形で、学習者らの家を訪れ、「いまも法輪功を煉っているのか」、「生活はどうしているのか」、「ただ訪問して、巡回しているだけだ」などと言って、しょっちゅう嫌がらせをして回った。他方、学習者に対して録画を撮り、撮影をし、録音をし、電話番号やwechat番号などの個人情報を収集し、報告用紙の空いている箇所を埋めることなどを求めた。

 7月10日から13日にかけて、淶水県安義鎭派出所の警官らは、同郷の数村の30人以上の学習者に嫌がらせをした。そして、石亭鎭派出所の警官らは100人以上の学習者に嫌がらせをした。

 7月21日から25日にかけて、淶水鎭の学習者・夏さんは、派出所の警官による嫌がらせを何度も受けた。夏さんの息子さえも何回か警官から嫌がらせの電話を受けた。警官は「お前のおやじが見つからなければ、会社へ直にお前に会いに行くぞ」と電話で脅かした。同月22日と25日の夜11時過ぎ頃、2回にわたって家を訪れた。夏さんの妻は家にいられなくなり、一家の生活を酷く妨害された。

 7月16日、趙各荘鎭派出所の警官ら3人は、学習者・劉秀河さんの家を訪れ、「いまも法輪功を煉っているのか?」と尋ねながら写真の撮影を強要した。24日午後、もう1人の学習者・劉秀紅さんの夫は「今どこに住んでいるのか? 劉秀紅はまだ法輪功を煉っているのか。自宅を訪問させてくれ!」と警官からの電話を受けた。

 20日午前、明義卿南丘蘭の村の幹部がある村民に依頼して、同村の学習者の電話番号を聞いた。

 19日、明義卿派出所の警官2人は、トン家村の村の幹部の案内で同村の学習者に嫌がらせをした。

 17日午前、明義卿派出所の警官2人は、南丘蘭村の村の幹部の案内で学習者3人に嫌がらせをした。

 14日午前、南瓦宅村の幹部が2人の警官を引き連れて「住宅は雨漏りしているのか」、「なにか困ったことがあるか」という口実で4人の学習者の家を訪れ、携帯電話の番号を求めたり、密かに写真を撮ったりした。17日午後、また同村の学習者2人の健康状態や家庭の状況を把握するという口実で嫌がらせをした。

 13日、派出所の女性警官ともう1人の女性が、東南組村の学習者の家を訪れた。20日、再度その学習者の家を訪れて嫌がらせをし、「お母さんはどこにいるのか? 今も煉っているのか」と質問した。 

 13日午後5時ごろ、派出所の男女の警官2人が、東組村の会計士の案内で学習者2人に対して撮影したり、「今も煉っているのか」と質問したりして、嫌がらせをした。続いて周辺の数村の学習者らにも嫌がらせをした。

 同日、北瓦宅村の女性の主任が警官2人を引き連れて、学習者の家を訪れ、「年収入はいくらか? どこで仕事をしているのか? 住宅は雨漏りしているのか」などを聞いて、嫌がらせをした。

 7月11日、龍門卿派出所の警官らは、同郷の多くの学習者に嫌がらせをした。警官らの胸には録音や録画の装置をつけていた。

 宋各荘卿の派出所の副所長が7月10日より、3人の警官を率いて、同郷の学習者11人に対して撮影したりして、嫌がらせをした。

 7月25日、淶水県元陳情局の副局長で学習者・劉金英さんは、石家荘駅で安全検査を受けた後、何も問題なく通過させた後、数メートル行ったところで再び警官に呼び止められ、バッグを開くように求められ、メモ帳2冊を無理やり押収された。

 当局の人員らのこれらの嫌がらせの行動は、『憲法』『刑法』『訴訟法』『警察法』などの規定に違反したもので、多くの学習者たちの人権を侵害した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/9/372230.html)
 
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