江蘇省の朱星河さん 迫害により吐血して死亡
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 【明慧日本2018年8月7日】江蘇省江陰(こういん)市の法輪功学習者・朱星河さん(男性)は、中国共産党が法輪功の迫害を開始てから19年の間、数度も連行され拘禁された。2015年5月、朱さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、刑務所に収容された。さまざまな迫害を受けてきた朱さんは、2018年6月23日の午後2時半ごろ、吐血して死亡した。享年54歳の若さであった。

 淡水養殖専攻科を卒業した朱さんは、江都の多種経営管理局に就職し、1996年6月に江陰市陸橋中学校に転職した。その年、朱さんは法輪功に出会って、学び始めた。

 1999年7.20、江沢民グループが法輪功への弾圧を開始した。朱さんは法輪功を学び続けていたため、1999年11月に2週間拘留された。2001年に、朱さんは労働教養処分1年6カ月を下され、方強教養所に収容された。教養所で朱さんは歌を歌うことを強制されたが、歌わなかったため、電気ショックを加えられた。

 2004年4月、朱さんはある人に「法輪功は邪教ではない、良い功法です」とショートメールで伝えた。その人は中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じていたため、朱さんのことを通報した。それで、朱さんは警官に連行された。その後、朱さんは弁護士を雇ったが、当局の圧力に屈した弁護士は、出廷しなかった。法廷で朱さんは「法輪功が邪教だという根拠は何もありません。法輪功の書籍を読めばわかります。法輪功は人に殺人や自殺を教えていません。テレビの宣伝は嘘であり、デマです」と訴えた。すると公訴人は「俺が全国人民代表大会常務委員会からの法輪功に関する『法律文書』を持っている」と嘘をついた。

 朱さんは懲役5年の実刑判決を言い渡され、無錫刑務所に送り込まれた。刑務所で朱さんは2回も刑務所の中の刑務所と言われる監区に入れられた。つまり法輪功学習者に対して最も残酷な迫害を行う監区で、ひどい拷問を与える所である。あそこに拘禁される学習者は毎日、受刑者ら4~5人によって監視され、睡眠を奪われ、脅迫され、強制的に洗脳をされるなど、ひどい拷問が行われている。妥協しない学習者に対して、恣意(しい・その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え)に侮辱され、殴打され、体罰されるなど、他よりもなお一層厳しい迫害を加えられる。

 2008年7月、朱さんは江陰の610弁公室の警官により、無錫洗脳班に連行され、5カ月間拘禁された。

酷刑演示:“开飞机”
拷問の再現:飛行機のような苦しい姿勢を長時間強いられる

 2012年2月21日、朱さんはまた610弁公室の警官らに、華西派出所に連行され際に、飛行機のような苦しい姿勢を強いられて、その上、電気ショックを加えられた。その後、無錫洗脳班に入れられ、4カ月間拘禁された。

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加えられる

 2014年6月、朱さんは法輪功の資料を配ったため、磺塘派出所に連行された。当時、朱さんは長期にわたって、当局の迫害を受け続けてきたため、歯が打ち落とされ全部抜けてなくなった。朱さんは身体検査で血小板数が少なく、脾臓が腫れていたため、48時間後に仮釈放された。2014年11月3日、江陰市検察庁の人員が朱さんに電話をし、「検察庁に来い」と知らせてきた。

 2014年12月22日、朱さんは再度、磺塘派出所の警官らに連行され、留置場に送られた。2015年1月29日、朱さんに逮捕令状が出された。

 2015年5月、朱さんは裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、蘇州刑務所に収容された。刑務所の迫害で肝硬変になり、腹水が溜まった朱さんは治療のため、「一時出所」した。

 2018年6月22日、朱さんは刑期が満了した翌日の朝から午後にかけて、大量の血を吐いて死亡したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/2/370706.html)
 
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