範文秀さん 長沙女子刑務所で迫害され 癌再発
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 【明慧日本2018年8月9日】湖南省岳陽市君山区の法輪功学習者・範文秀さんは、長沙市女子刑務所に連行されて4力月になる。数日前、家族は刑務所から「範は刑務所病院で腹に腫瘍があると診断された」という連絡を受け取った。

 範さんは長沙女子刑務所に連行されてから数力月間、家族は何度も刑務所に範さんを見舞いに行ったが、すべて刑務所側に拒否され、依頼した弁護士ですら面会を許されなかった。

 2018年7月12日、範さんの一番上の姉が突然、長沙市女子刑務所から電話を受け、「範が病気になり、家族は見舞いに来るように」と言われた。情報を聞いた家族はとても心配して、翌日、長沙女子刑務所に駆けつけたが、刑務所側は修煉していない一番上の姉だけに、面会を許した。

 範さんは随分痩せており、病気でとても衰弱している様子だった。本来意志の強い範さんだったが、姉の顔を見ると思わず泣き出し、刑務所病院でお腹の腫瘍が再発したと診断されたと言った。当時、刑務所側は家族に、刑務所病院で手術を受けることに同意する書類に署名させようとしたが、家族はそれを拒否した。

 2017年9月1日、範さんは真相資料を配った時、中国共産党の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じる人に通報され、連行され、拘禁され、懲役3年6力月の実刑判決を宣告された。

 範さんは末期癌を患っていた。2014年に手術を受け、腹部から大きな腫瘍を切除した。その後、範さんは再び大法修煉に戻り、体がとても早く回復した。今回、不当に懲役3年6力月の実刑判決を宣告された時、範さんの兄と姉達は病院の診断書を持って、各部門に行き、癌を患っている妹が家で静養出来るように交渉した。しかし、公安局、検察庁、裁判所は範さんの診断書を受け取り記録しただけで、範さんが家に帰ることを許さず、「癌にかかっても、収監しておかなければならない」と告げた。

 家族はこれを不服とし、数力月間、警察署、検察庁、裁判所を駆け回り、法律に基づいて範さんのために仮釈放するように申し立てた。現在、やっと岳陽市君山区検察庁はこの案件を受理した。各界の方々に、ぜひとも救援の手を差し伸べていただけるように、家族は強く願っている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/22/371385.html)
 
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