【明慧日本2019年5月2日】遼寧省瀋陽市瀋河区の法輪功学習者・沈忠勤(女性64歳)さんは、2019年2月17日瀋陽市瀋北新区裁判所において、不当な懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
沈さんの夫は元鉄道警察員で、重度の肺疾患を患って長年寝たきりの生活をしている。沈さんは夫の介護のすべてをし、髭剃りまでもしていた。今回、沈さんが輝山派出所の警官らに連行され、沈さんの夫はある日突然、頼りにしていた妻が居なくなり孤独を強いられ、毎日親戚から送られた菓子で生活をした。彼は菓子を食べたくない時にはやけ酒を飲み、1日も早い妻の帰宅を待ち望んだ。
2018年9月22日午前10時頃、沈さんが瀋北新区蒲河镇市場に買い物に出かけ、市場に着くといきなり大衆の面前で背の低い警官に殴り倒され、警察車両に押し込まれた。輝山派出所副所長の李傑と3人の警官らにより連行された。そして当日午後2時か3時頃、李派出所副所長は警官4人を同行して、沈さんの自宅の家宅捜索をし、一部の私物を押収した。
翌日の9月23日、沈さんは瀋陽市第一拘置所に不当に拘束された。その上、輝山派出所の警官らは「逮捕状は三日後、検察庁から出る!」と、公然と言い触らした。
2019年2月17日、瀋陽市沈北新区裁判所は沈さんに対して開廷し、不当にも懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。
法輪功は中国共産党の江沢民集団から絶滅させようと今も迫害され続けている。そのため、1億人以上の学習者と家族が巨大な苦難を受けている。またこの冤罪者への迫害により、中国司法体制はさらに悪い方向へ向かい、中国社会の道徳をさらに下落させ、中国社会に計り知れないほどの損失をもたらした。現在の中国社会には偽・悪の戦いのないところはなく、道徳は滑落し、汚職が横行するなどの社会現象からも、これらをはっきりと見て取れる。
中国共産党からの法輪功への残虐な迫害は、自分達には何の関係もないと、多くの人達がその間違った認識を持っているが、実はそれは「善と悪」、「正と邪」の対決なのだ。この間、声を上げず沈黙することは、邪悪を助長することにつながる。現在方方で起きている自然災害が頻発しているのは、一つの天からの警告である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)