【明慧日本2019年5月2日】(遼寧=明慧記者)遼寧省葫芦島市(ころとうし)の法輪功学習者・胡紹偉さん、劉影さん(女性)、張東清さん(女性)の3人は、2019年3月24日に朝陽県で法輪功迫害の真相資料を配布していた時、警官らにより連行され、現在まで朝陽市留置場に拘禁されている。
2019年3月24日午後、胡紹偉さん、劉影さん、張東清さんの3人は朝陽県王営子郷で法輪功の資料を配布していた時、朝陽県羊山鎮派出所の警官らに連行され、朝陽県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に拘束された。翌日の3月25日午前、朝陽県公安局の国内安全保衛部門の警官らは、劉影さんの家に行き、家宅捜索して家財を押収し、劉さんの夫と息子まで連行した。また情報筋によると、3人の学習者を罪に陥れた公文書がすでに朝陽県検察庁に届いたという。
1、娘の気持ちは落ち込み、高齢の母親は泣き暮らす
1999年7.20から江沢民勢力が法輪功を迫害して20年来、胡紹偉さん(49)は何度も迫害を受け、娘が幼い頃でもしょっちゅう連行され、労働教養を強いられた。胡さんの娘が10歳を過ぎた頃、胡さんの妻はこの絶え間なく続く迫害に絶えきれなくなり、胡さんと別れた。その時から、胡さんは父親でありながら、母親の役割を担わざるを得なくなった。
胡さんの娘は成長する過程で、心がいつも傷つけられ、成年になったばかりの楽しい青春時期にもかかわらず、憂え悲しみ祖母と困難な日々を送った。その間、胡さんの80代の高齢の母親は火が燃えているかのように焦り、息子の帰りを待ち望んで泣き暮らした。
2、自力での生活ができない夫は妻の帰りを待ち望む
劉影さん(55)の夫は本来はカッコいい男前で、仕事も順風満帆で料理も上手であったが、絶え間なく続く迫害の中で、いつも妻のことを心配して血圧が上昇して脳出血を起こし、もう少しで命を失うところだった。現在、劉さんの夫は自力の生活ができず、仕事もできなくなり、家のすべてを劉さんに頼っていた。
3、母親と息子は安心して生活できず
この20年来、張東清さんは中国共産党の各層の人員により嫌がらせをされ、夫、姑と舅は恐怖の中で相次いで亡くなった。いま、そばにいる身内は息子、実の母親と弟しかいない。
張さんは連行された後、家はガランとして寂しくなった。両鬢(りょうびん・頭髪の左右側面の部分)が白髪の母親には、娘の帰りを待ち望む日々がこれから先、いつまで続くかまったく分からない。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)