遼寧丹東市の善良な女性に 懲役2年の実刑判決
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 【明慧日本2019年12月14日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・万桂栄さんは219年6月に不当に連行され、罪に陥られ、11月4日に振安区裁判所において開廷された。法廷審理の時間は、全過程を入れても30分も経っておらず、早々に終了した。その後、万さんに懲役2年の実刑判決が言い渡された。

 2019年6月27日午後、万さんは丹東勝利街で法輪功についての真相資料を配布していた際、中国共産党の誹謗中傷の虚言を信じ込んでいるある年配の男性に、腕を掴まえられ、通報された。現地の派出所は複数の警官らを出動させ、万さんを連行し、家宅捜索を行ない、多くの個人財産を押収した。

 警官らが万さんと万さんの息子を一斉に連行した。派出所に着いた後に、息子が法輪功学習者ではないことを知り、息子だけ釈放した。

 万さんが連行された後、ほかの学習者達は何度も派出所の長・劉志勇に電話をかけ、法輪功の真相を説明し、法輪功を修煉しても違法ではないとか、法輪功の書籍はすでに解禁されているとか、これらの情報はどうやってインターネットで調べられるかなどを伝えたが、相手はまったく信じてくれず、関連情報をインターネットで調べようという意思さえ全くなかったという。

 2019年中秋節(旧暦8月15日)の前、万さんの息子は派出所の長・劉志勇に電話をかけて、母の案件について問い合わせた。すると劉所長は「書類はすでに裁判所に提出したので、絶対に裁判にかけるぞ。誰に依頼しようと、誰に求めようとしても無駄だ。国外では法律に符合していても、それは国外のことで、中国では通用しない。この件はもう俺には関係ない、俺にもう二度と電話をかけないでくれ」と返事した。

 法廷審理が終わって20日後、丹東振安区裁判所は万さんに懲役2年の実刑判決を言い渡した。万さんはこれを不服として、丹東中級裁判所に控訴した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/12/396945.html)
 
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