大慶市の関興涛さん 呉艶華さん 都業成さん 懲役7年以上
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 【明慧日本2019年12月9日】(黒竜江省=明慧記者)黒竜江省大慶市高新区の法輪功学習者・呉艶華さん、関興涛さん、都業成さんの3人は、連行され1年余り拘禁された。2019年8月12日、大慶市譲胡路区裁判所は3人に対して裁判を行なった。情報筋によると、関興涛さんは懲役8年、呉艶華さんは懲役7年6カ月、都業成さんは懲役7年の実刑判決を宣告された。現在、3人とも大慶市高等裁判所に控訴したという。

 2018年11月9日の午前7時過ぎ、都業成さん(40代)は自分の経営している硝子店へ出勤しようとしたところ、家の周辺で待ち伏せしていた10人前後の私服警官らに連行された。私服警官らは高新区支局の五湖区に所属していると称し、少し聞きたいことがあると言われ、それと同時に「話を聞き終わったら、今日中に家に帰らせる」と都さんの母親に話した。都さんの父親は数年前に他界し、相次いで都さんの妻も早くに亡くし、家には高齢の母親と小学校に通う娘が残され、家族は助け合って日々を過ごしている。

 同日の午前8時過ぎ、大慶市の呉艶華さんは不動産屋へ管理費の支払いに出かけたが、午後1時過ぎになっても帰っておらず、夫の関興涛さんは不動産屋を訪ねて行ったが、同じようにそのまま家に帰って来なかった。午後3時頃、6人の警官らが関さんの家にやって来て、扉を1回ノックしただけで、留守番をしている高齢者の家族がまだドアも開けていないうちから、警官らはすでに鍵を使って侵入し、書籍やパソコンなどの私有物を押収した。80歳近くの呉艶華さんの母親は、ショックを受けて全身が震え上がった。関興涛さんの母親は息子が連行されたと聞いて、心臓病と脳梗塞の発作が起こり、病院に運ばれた。

 呉艶華さん、関興涛さん、都業成さんの3人ともに、大慶市留置場に拘禁された。概算した統計によると、2018年11月9日、大慶市の61人の法輪功学習者たちが連行され、大多数の者が家宅捜索を受けた。

 2019年8月12日、大慶市譲胡路区裁判所は3人の学習者に対して裁判を行なった。当日には結果が出なかったが、その後、関興涛さんには懲役8年、呉艶華さんには懲役7年6カ月、都業成さんには懲役7年の実刑判決を宣告した。それに対して、3人は大慶市高等裁判所に控訴した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/26/396269.html)
 
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