ハルビン市の70歳の学習者 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2019年9月10日】黒竜江省ハルビン市の法輪功学習者・任茹傑さん(70歳)は、鉄道公安所の警官らに尾行され、身柄を拘束された。懲役4年の不当な実刑判決を宣告され、7月中旬に黒竜江省女子刑務所に拘禁された。

 2018年11月9日、ハルビン市、大慶市などは黒竜江省公安庁国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の指示の下、同日に100人余りの法輪功学習者を連行した。任さんはそのうちの1人である。情報筋によると、任さんは以前から警官に尾行されていたという。

 11月9日午前、ハルビン市鉄道公安所国家安全保衛大隊の警官らは任さんの自宅に押し入り、任さんを連行した上、パソコン、プリンター、法輪功の関連書籍、現金1万元(およそ15万2000円)以上、給与カードなどを押収した。翌日の早朝、任さんは脱出したが、その後、任さんの自宅、娘の家、妹の家などに監視カメラが設置された。

 11月23日、任さんは他の都市で再び鉄道公安所の警官らに尾行され、ハルビン市第二留置場に拘禁された。12月24日、任さんの逮捕状が発付された。

 2019年3月12日、任さんの案件はハルビン鉄道運輸検察庁に提出され、その後、4月16日にハルビン鉄道運輸裁判所に提出された。

 5月17日、鉄道運輸裁判所は任さんに対し開廷し、裁判中鉄道裁判所の裁判官と鉄道検察庁の検察官に始末書を書くことを強要されたが、任さんは断った。

 そして6月の初め、任さんは懲役4年の不当な実刑判決を宣告された。任さんはこの判決を不服として、鉄道中中級裁判所に控訴したが、原審を維持するものと宣告された。

 7月中旬、任さんは黒竜江省女子刑務所に移送され、家族との面会を許されなかった。任さんは現在、8監区に拘禁されている。

 任さんは以前争うことが好きだったが、法輪功に出会い、法輪功を学んでからは穏やかになり、周りの人にまるで別人になったと言われた。2000年ごろ、任さんは敗血症と診断され、余命が短いと言われた時に、法輪功を学ぶことで健康を取り戻った。まさに、法輪功に命を救われたと言える。

 しかし、任さんは拘禁されている期間中に、法輪功を学ぶ正常な環境を失い、身体にひどい病状が現れた。そのため、家族は任さんの健康状態を非常に心配している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/1/392141.html)
 
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