良妻賢母の学習者が留置場に不当に拘禁される
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 【明慧日本2019年7月21日】(黒竜江省=明慧記者)2019年6月20日午後3時過ぎ、黒竜江省チャムス市通江街と維新路の交差点の所で、法輪功学習者の李桂華さんが50歳前後の男性に法輪功の真相を伝えた時、チャムス市西林路警察署の警官らによって、不当に連行された。

 その後、チャムス市西林路警察署の警官らは李さんの自宅を家宅捜索し、法輪大法の書籍や法輪功の真相資料などを押収していった。その日の晩8時過ぎ頃、李さんはチャムス市留置場に送られ、今でも拘禁されたままでいる。

'李桂华'
李桂華さん

 李桂華さんは65歳の女性で、チャムス市の木材工場を退職した元作業員である。小さい頃から家族8人の家に生まれ、兄弟姉妹6人と両親の8人が薄給の中で困難な生活を維持してきた。結婚後、夫は怒りっぽい性格で、いつもわけもなく李さんを殴り罵ったという。子供が生まれて1カ月間休んでいる時にも、理由もなしに殴り続け、いつも頬をたたかれ、すぐに顔に5本の指の跡がついたほど殴られていた。殴り終えると、李さんがどんなに悲しみ泣いていようと、食事時になると李さんに食事を作らせ、李さんが食べなければ許さず、食べなければ殴り、しかも、笑いながら食べるように強要した。

 娘ができた後、夫の性格は激しさをさらに増し、幼い娘さえも放っておかず、一緒に殴ったり罵ったりした。また、子供を蹴り飛ばして遠くへ押しやり、子供は恐れてガタガタ震えていたという。もし李さん自身がつらい思いをするのならば、それでもまだ仕方がないのだが、夫がこのように子供を殴るのを見て、これ以上、子供に対する目に余る夫の行為を許せず、李さんは夫に刃向かい始めたという。それから、李さんと夫は絶えず争い、実家の人は皆ビクビクしていたという。そして、ケンカと暴力を振るうことが日常茶飯事になっていった。だんだんと離婚寸前になり、別居し、誰が仲裁に来ても応じなかった。体の痛みと抑圧の日々の中で、李さんはとうとう全身どこもかしこも悪くなり、病気になった。

 退職後、親戚が李さんに法輪功を学ぶように勧めた。それから、李さんの心性が向上していき、情緒と体がだんだん良くなっていった。修煉して十数年が経ち、李さんは「真・善・忍」に基づいて厳格に自分を律し、どこでも他人のことを先に考えるようになった。夫が李さんを殴ったり罵っても、李さんは自分を律し、困難を克服するように努力し、大法の師父の『轉法輪』の中の「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」を実行した。

 続けて修煉していき、絶えず心性を向上させ、最後には完全に自我を放下し、怒らず、ケンカをせず、決して暴力を振るわなかった。李さんの心性が徐々に向上していくにしたがって、夫もだんだんと良くなっていった。李さんと夫の関係はだんだんと理解し合い、家庭は睦まじくなった。喜ばしいことは、夫も時には李さんと一緒に『轉法輪』の本を読み、法を勉強するようになったことだという。

 数年前、夫は脳血栓になり、四肢がうまく動かなくなった。李さんは恨みを持たず、心を込めて夫を看護した。夫が何かを食べたいと言えば、李さんはそれを買いに行き、食べさせた。李さんはいつも市場へ行き、そこで夫が好きな食品を箱単位で買って来ては、夫が食べ飽きるまで食べさせた。夫が食べ飽きると、同じようにして別の食品を買って帰った。夫は自活できないので、いつもズボンの中で用をたしてしまい、さらにベッドや床、壁などいたるところで用をたした。それでも李さんは黙って汚物をこすり、洗い流し、すすぎ、片付けて、恨み言は一切言わなかった。家の中をきれいに片付け、異臭は全くしなかった。

 夫は言葉が不明瞭だが、いつも「私は大法からメリットを受けた。若い時あんなに彼女を殴り、罵っても、病気になった私を彼女は文句を言わず世話をしてくれた。私は大法に本当に感謝しています」と言った。真に修煉している法輪功学習者だけがこのすべてを行なうことができる。

 今、このような良い人たちが刑務所に大勢入れられているが、このような善良な人々に救いの手を差し伸べてもらえるように希望し、一刻も早く共に迫害を制止することを希望してやまない!! 法輪功学習者・李桂華さんが無条件に釈放されることを切に希望する!!

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/15/390039.html)
 
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