ハルビンの学習者・譚長軍さん 不当な判決に控訴
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 【明慧日本2019年8月2日】(黒龍江省=明慧記者)ハルピン鉄道運輸裁判所は2019年5月23日に、ハルピン市原動力区の法輪功学習者・譚長軍さんに対して開廷し、不当に懲役6年の実刑判決を言い渡した。そのため、譚さんはこれを不服として、すぐさま鉄道運輸地方裁判所に控訴した。

 2018年11月9日午前、譚さんは自宅へハルピン鉄道公安署の警官らが押し入って来て、連行された。

 当日、ハルピンの各区県や大慶市では、100人以上の法輪功学習者たちが一斉に連行された。最新の情報によれば、ハルピンでは87人の法輪功学習者たちが連行された。今回の一連の連行行動は黒龍江省公安局、検察庁、裁判所が事前に計画したもので、警官が連行者リストを持って学習者たちの自宅に押し入り、これらの連行行動を一斉に実施した。

 譚長軍さんはハルピン市動力区光厂工場の元従業員であった。2002年にも不当にハルピン市長林子労働教養所に拘禁されたことがある。長林子労働教養所に拘禁されていた時に、「三書」を書かないために残酷な迫害を受けた。2002年9月11日、譚さんはしゃがむ姿勢をとることを断ったために、隊長の赫威の指示で、管教室に引っ張られて閉じ込められ、ひどく殴られたり、スタンガンで電撃された。その後、「小号」に引っ張られて閉じ込められ、継続に残忍な迫害を受けた。

 当時、長林子労働教養所は再び法輪功学習者への迫害を実施した。朝5時に起床させ、洗顔は一切許さず、閲覧室に集合させ、長時間しゃがむ姿勢をとらせて強要した。食事の時とトイレに行く以外は、毎日昼の12時30分まで、ずっとしゃがんだままの姿勢を強要した。警官が刑事犯(強盗犯、詐欺犯等)の受刑者に命じて、法輪功学習者たちが長時間しゃがむ姿勢をとらされて、忍耐できずに姿勢をくずし、体を少しでも揺らしたりすると、見張るように命じられた受刑者らが学習者の後ろへ回り、かかとで学習者の後頭部の上から下へ向けてひどく小突いたという。このような非人道的な残酷な拷問が、善良な法輪功学習者たちに対して、中国の刑務所や労働教養所では日常茶飯事に行なわれている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/20/390273.html)
 
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