瀋陽市の楊亜傑さん(71)に懲役2年の実刑判決
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 【明慧日本2019年12月8日】遼寧省瀋陽市の71歳の法輪功学習者・楊亜傑さんは、2019年4月22日に連行され、9月4日に不当な法廷審問を受け、懲役2年の実刑判決を言い渡され、2000元(およそ3万1000円)の罰金を科された。法廷で、楊さんは自らの無罪を主張した。

 情報筋によると、本案件の審理中に担当者は「過ちを認めれば、釈放する選択もある」と言ったが、楊さんは「法輪功を修煉することは間違っていない。法輪功学習者は無罪である」と拒否した。

 今年71歳の楊さんは、1996年から法輪大法を修煉し始めてから、心身共に受益し、修煉を通して、法輪大法の素晴らしさ、殊勝さ、威厳さを身を持って体験した。2000年、法輪功を実証するため、楊さんは北京に行って、大法に正義の声を上げたため、警官に連行され、不当に1年の労働教育を強いられた。

 2019年4月22日、瀋陽市皇姑区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、および舎利塔派出所の警官らは突然楊さんの家に押し入り、通報人からの通報があったと言って、楊さんを連行した。警官らはパソコン、プリンター、法輪功の真相資料などの私物も押収し、その中には、和田墨玉双龍銜環香炉とPOLOスーツケースも含まれていた。

 楊さんは瀋陽第一留置場に拘禁された後、逮捕許可が出された。2019年9月4日、楊さんは法廷での審問を受け、懲役2年の実刑判決を言い渡され、罰金2000元を科された。これは全くの冤罪である。

 楊さんは瀋陽地方裁判所に控訴したが、地方裁判所は開廷しないまま、原判決を維持すると宣言した。

 明慧ネットの統計資料によると、2019年上半期、遼寧省では、不当に実刑判決を宣告された法輪功学習者は44人である。また、その中の最年長者は81歳で、最長刑期は7年、科された罰金金額は合わせて8万3000元(およそ128万1000円)にも上ったという。そして、160人以上の学習者が連行され、その中の最年長者は83歳で、迫害による死亡者は7人であるという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/9/395615.html)
 
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