遼寧の学習者・王金鳳さん、辺春艶さん 再び実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年2月5日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省阜新市の法輪功学習者・王金鳳さん(56)に懲役5年6カ月の実刑判決が宣告され、辺春艶さん(56)に2年6カ月の実刑判決が宣告されたことが、2020年1月7日に分かった。

 王金鳳さんと辺春艶さんは親孝行な女性で、2人とも親の介護をしている。中国共産党が法輪功への二十数年間におよぶ迫害を続ける中で、2人の学習者は二度も悪名高い遼寧馬三家労働教養所に拘禁されたことがある。2019年8月9日、王金鳳さんと辺春艶さんは再度連行され、2019年12月20日に裁判にかけられた。

 一、王金鳳さんが受けた迫害

 王金鳳さんは2002年5月23日~2005年7月2日の間、馬三家労働教養所に拘禁され、吊るし上げられ、スタンガンで電気ショックを加えられ、連続して1カ月の間睡眠を剥奪され、無理やり灌食されるなど、様々なひどい拷問により苦しめられた。

酷刑演示:野蛮灌食
拷問のイメージ図:無理やり灌食される

 2008年3月5日、王金鳳さんは2回目、馬三家労働教養所に連行され、残酷な洗脳による迫害を受けた。2008年3月10日、警官・張卓慧と張君は王金鳳さんを三角形の部屋に、引きずって入れ込んた。王金鳳さんが「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、ゴムバンドで口をしっかりと巻き付けられてふさがれた。その時、また数人の警官が呼ばれて来て、王金鳳さんを椅子の上に立たせ、手錠をかけたまま高い所に両腕を固定させ、椅子を蹴飛ばした。すると、王金鳳さんは飛行機のように空中に浮いてしまい、手錠は皮膚の中に食い込んで、肋骨と腕は激痛が走った。

酷刑演示:一字吊铐
拷問の実演:飛行機のように吊るし上げる

 二、辺春艶さんが受けた迫害

 辺春艶さんは2000年10月、上京して法輪功の無実を訴えたため、天安門広場で連行され、現地に戻された。9日間後、2年の労働教養を強いられ、阜新労働教養所で長時間の労働を強制された。

 2002年1月、辺春艶さんは他の16人の法輪功学習者たちと一緒に馬三家労働教養所に連行され、迫害された。

 2011年8月31日、辺春艶さんは再度連行され、同年9月28日、1年9カ月の労働教養を科され、馬三家労働教養所に移送された。

 三、王金鳳さんと辺春艶さんに、再び判決が下される

 2018年11月7日晩、王金鳳さんと辺春艶さん、張玉紅さんの3人は、警官らにより阜新市太平区公安支局まで連行された。張玉紅さんは新地留置場に拘束された後、懲役4年の実刑判決を宣告された。王金鳳さんと辺春艶さんは脱走したが、迫害を避けるため放浪生活をした。

 2019年8月9日、阜新市太平区建設派出所の警官らは、辺春艶さん、王金鳳さん、王娟さんを含めて6人の学習者を連行した。ほかの4人は解放されたが、王金鳳さん、辺春艶さんは新地留置場に拘禁された。尋問を受けた際に、王金鳳さんは暴力を振るわれた。

中共酷刑示意图:毒打
拷問のイメージ図:寄ってたかって、暴力を振るう

 2019年12月20日、王金鳳さん、辺春艶さんは裁判にかけられ、2020年1月7日、王金鳳さんには懲役5年6カ月の実刑判決が宣告され、辺春艶さんには2年6カ月の実刑判決が宣告されたことが分かった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/19/399188.html)
 
関連文章