感染症による死者は共産党員が最も多い
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 【明慧日本2020年4月14日】(明慧記者=英梓・凱莉)この3カ月、中国の武漢市民、医療関係者、火葬場職員、第一線で取材している記者から提供された異なる証拠は同じ結論に達した。それは中国における(ウイルスによる感染者の)死亡人数は厳しく隠ぺいされ、中国共産党員は死亡者数の66パーセントから88パーセントを占め、最も高い死亡率である。

 武漢が配布した骨壺から見て、少なくとも10万人が死亡

 中国共産党(以下、中共)の4月3日の報道によると、全国で3326人が死亡したことになっているが、真実はどうだろうか?

 ネット上に流出した写真では、3月23日に漢口火葬場の前には遺骨を待つ人々で長蛇の列ができていた。明慧ネットの報道よると、中共ウイルスによる2月の死亡者数は2万822人である。漢口火葬場は3月23日から清明節までの間、骨壺を毎日500個配布する予定で、25日と26日の両日、それぞれ2500個の骨壺、合わせて5000個を入荷した。3月23日から清明節の4月4日まで13日間あり、毎日500個の骨壺を配布すれば、合計6500個になる。この漢口火葬場だけの死者数でも、すでに中共が発表した死者数をはるかに超えている。

 武漢の火葬場は7~8カ所あり、2月はすべての火葬場が日夜休まずフル稼働していた。それでは武漢において2月だけでどれだけの死者が出たのか? 3月の死者数は? 全国合わせた死者数は?

 以上で述べた遺体に対する処理の数には二つの推算方法がある。割り引いて推算すれば、武漢の2月の死者は少なくとも4万人で、1月から3月までの死者は少なくとも10万人を超えることになる。武漢の人口は1100万人である。都市の活動が止まり、商店が閉店し、街には人影が少なく、家に閉じ込められた一般市民は恐怖の中で、30万人が武漢から脱出し、10万人が死亡したことを知る由もない。

 中共内部の情報では、28万人が死亡

 明慧ネット2月13日の報道によると、中国の企業2社からあるWebメディアに寄せられた情報によると、中国の多くの紡績工場は国外からの受注がストップし、衣服やマスクの製造も停止して、政府からの依頼で遺体を入れる袋を作っているという。ある企業は中共から遺体を入れる袋を100万枚作るように指示を受けたという。一企業が100万枚の遺体を入れる袋を作るとすれば、中共が把握している死亡者数はどれほどだろうか?

 独立した財政評論家が2月9日、「財政冷眼」で発表したビデオ談話の中で、「(武漢がロックダウンされた日の)朝8時から武漢市庙岭村の上空の二酸化硫黄値は1573.5 ppbに達した。分析によるとロックダウンした武漢で、こんな高い数値に達するのは、武漢で有機物を大規模に燃やしている以外に考えられないという。「中国の環境管理の規定では、露天で大量の有機化学物質を燃やすことは不可能であり、唯一可能なのは中共が遺体をその場所で火葬させたことだ。放出された二酸化硫黄の数値から推算すると、その日少なくとも14万の遺体を火葬したことになる」と述べた。

 このほか、インターネット上で武漢の火葬場に勤める職員の話が、ホットな話題として伝えられている。彼の記録によると、1月10日から2月25日までの間に、毎日霊柩車で運ばれた遺体は火葬場の入り口に積み上げられ、これらの遺体を運び終えていないうちに、次の遺体が積み上げられ、休むことなく遺体を焼却炉に運んでいたという。

 2月中旬、ネットユーザーの寧先華さんからは、「武漢には7カ所の火葬場があり、84口の焼却炉があり、毎日の最大火葬能力は2016体である。1月20日の報道では死者は1人で、20日後の死者数の合計が813体であれば、1日で火葬が終わってしまう。しかし現実は武漢の火葬場は毎日24時間フル稼働をしていたにもかかわらず、それでも火葬を待つ遺体が列をなして待っていた。これでは中共が発表した死者数をどうやって信じろというのか?」の書き込みがあった。

 武漢市民から『希望の声』ラジオに寄せられた情報によると、火葬場からの連絡では親族が遺骨を受け取るのは半年後になるという。この情報提供者は「半年後にやっと遺骨をもらえるとは、どれだけの人が死亡したのか?」。彼はさらに「中共上層部が漏らした情報によると、3カ月間で武漢だけで28万人が死亡した」と話した。

 2カ月で中国の携帯電話使用者は2100万人減少

 中共の工業情報部が3月19日発表した『2020年1月~2月の通信経済状況』を見ても明らかであるが、2020年1月から2カ月間で、中国の携帯電話三大企業(中国移動電話、中国聯合通信、中国電信)の契約者は2142万人減少したという。どのような理由でこれほど使用者が急減したのか?

 香港上場会社月報はこの三大企業について分析した結果、今年の初めから2カ月間で携帯電話の契約者は8116万人減少した。その内訳は中国聯合通信で7787万人減少し、中国電信は517万人が減少したという。今の中国は携帯電話がなければ何もできない時代で、特に自宅に隔離された彼らにとって、携帯電話はストレスを解消し、外部と連絡する必要な手段である。それなのに何が原因で中国人の携帯電話の使用を放棄させたのか? 

 武漢市に住む女性作家・方方さんは2月13日の日記で、「さらに私の心を砕いたのは、友人から送られてきた火葬場に山積みされた携帯電話の写真だった。その持ち主は火葬され灰になった」と書いた。方方さんはその写真を貼り付けていないが、中共の最新産業経済報告のデーターは、人々を驚愕させている。


 湖北省の医師「死因の改ざんをもって感染症をコントロールしている」

 中共はどのようにしてウイルスをコントロールしてきたのか? なぜ大量の死者が短時間でゼロになったのか? インターネットに掲示された死因報告は中共肺炎による死者はわずかで、大多数は過労や交通事故によるものだ。ネットユーザーは「中共は死因を改ざんして感染症をコントロールしている」と書き込んでいる。

 中国の明慧記者から送られた明慧ネット4月1日付報道によると、湖北省の二甲医院で重症患者集中治療室(ICU)を担当している鄭(偽名)医師は、院内で中共ウイルスによる死者の改ざんが行なわれていると指摘した。病院はウイルスの感染者を別の病名で治療を行なわせ、重症患者を救急治療している最中にも関わらず、病院はウイルスによる死者を「0」に改ざんしたという。

 鄭医師の話によると、当病院のICUで重症患者を十数人治療した。うち5人は新型コロナウイルスの病名で退院したが、しかし病院はコロナの感染患者を「0」にするために、退院した5人の病名を脳梗塞や脳内出血に書き換えたという。ほかにもウイルス感染患者を、アルツハイマーなどの病名で入院させた。このようにして治癒率を高め、死亡率を減らしたという。

 当病院で分かっているだけで400人の患者が治療を受けたが、病名を改ざんして治療を受けた患者はどれほどいるかは分かっていない。患者が最も多い時期、当院の12の入院区域は隔離区域に指定された。2回の検査を受け陰性と判断された患者は退院したが、のちに再検査したときの陽性患者は20例あったという。

 報道によると、このようなことはこの病院だけで行なわれているのではなく、中共は全国の病院に対してこのようにすることを要求しており、国家機密で漏らしてはならないと念を押した。

 武漢市のロックダウンの話に触れると、逃げることのできなかった住民はこう話した。「『韮』という文書の中に、武漢市疾病予防コントロールセンターの主任・李鋼は1月19日の記者会見の際、『感染症はコントロールできる』と宣伝していた。しかし政府の宣伝も武漢市民を武漢に留めおくことはできなかった。武漢市民は感染を恐れ、武漢市がロックダウンになる前の1月20日から1月23日までの3日間に、約30万人の市民が武漢から脱出したのだ。このうち39度の熱があるという人達や、熱はないが咳をしている人達がいた。彼らは薬を飲み赤外線の体温検査をかい潜って、フランスにたどり着き、ウェイボー上で自分が享受している美食の写真を貼り付けた」


 米国上院議員「中共はかつて嘘を言い、今も嘘を言い、将来も嘘をつく」

 ブルームバーグニュースの報道によると、「米国官僚3人が漏らした情報として、米国情報局が先週ホワイトハウスに機密報告書を提出した。内容は中国の実際の感染者数と、死者数が記されているという。

 米国共和党上院議員ベン・サッセ氏は、声明文の中で中共の感染症データーを「ごみの宣伝」と呼んだ。彼は「米国新型コロナウイルス(中共ウイルス)による死亡者数は中国より多い、という言い方は間違っている。私は機密情報に触れないが、これはすでに皆が承知している事実だ」とコメントした。

 同氏は「中共はかつて嘘を言い、今も嘘を言い、将来も嘘をつくことで、政権を維持している」と語る。

 米国テキサス州連邦共和党議員マイケル・マコール氏は3月24日、フォックスニュースの取材に答えて、「中共は全力で国内の感染情報を隠蔽している。これは歴史上最も卑劣で、最も邪悪な行為だ」と語った。

 日本の副総理兼財務大臣・麻生太郎氏は3月19日の経済小委員会で、中国が発表したデーターについて、「私はそのデーターを信じない」とコメントした。

 イギリスデイリーニュース3月28日付報道によると、イギリスのある化学顧問は、ボリス・ジョンソン首相に、「中共はウイルス爆発の真実を縮小している。実際の数字は中共が報道した数字の15~40倍だ」と、報告したという。

 中共ウイルスの感染 中国共産党員が最も多い

 明慧ネットの報道によると、中国のある会社が統計した2月の死亡者リストがネットに掲載された。このリストによると死者は共産党員が88パーセントを占め、20~29歳が4パーセント、30~39歳が13パーセント、40~49歳は26.7パーセント、50~59歳は9.4パーセントになっている。

 3月17日までに死亡した329人の名簿がネットに掲載された。大紀元時報の報道によると、この名簿は中共ウイルスによって武漢で殉職した者の名簿だという。うち共産党員が217人で、死者の3分の2を占める。もし政治背景不詳を除けば共産党員の割合はもっと高くなるという。

 「マニアックなウイルス」に感染した第一波の死亡率は30~50パーセント

 多くの証拠が明らかにしたことは、ウイルスの発生源は武漢P4実験室である。すなわちこの「マニアックなウイルス」は人によって作り出されたウイルスだ。大紀元時報4月3日付報道でネットに掲載された中共軍医内部専門医の話の一部を引用すると「『マニアックなウイルス』は人が作った。感染する毒性が強く、そのため武漢の第一波の感染者の死亡率が3分の1か、半分に達した」

 その軍医は「実際のところ、我々の現在の医学はますます予測を肯定している。それ(マニアックなウイルス)はサーズ(SARS)の一部のDNAに、エイズの一部のDNAを加えて作り出されたもの。そのためサーズの特性が強く、伝染性が比較的強い。なぜ最初に感染した人の多くが死亡したのか、死亡率がとても高く、家族ごと感染している。武漢であれほど多くの死者が出たのは毒性が強く、エイズの免疫系統の破壊によるものだ。これは肺炎の問題だけでなく、多くの問題が絡んでいる。この病毒を作り出したことで、人類が自滅するのも同然だ」とも述べた。

 終わりの言葉

 中共は悪事をやりつくした。今回の感染症で人々は目覚めるべきだ。中共こそがウイルスの根源であり、人類に危害を与える悪人である。中国人は、脱党(中国共産党からの脱退)して中共から遠ざかり、心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じることが、ウイルスから逃れる最も良い薬である。国際社会の人々にとって言えば、中共を讃える言行を懺悔することこそ、感染症を阻止し、感染から健康を取り戻す根本的な道である。

 中共に政権を握られていない国は、自分の国を中共政権の権力保身に利用させてはならない。善良なる人々が、中共の副葬品になってはならないのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/5/403428.html)
 
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