大法弟子のやるべきことは「人を救うことだけ」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年3月23日】新型肺炎は2019年12月に武漢で発生し、1月23日に武漢の封鎖宣言が出されました。この新型コロナウイルスは中国の政治、経済、金融、公共衛生、そして、人々の心身の健康に大きな影響を与えただけではなく、今、この感染が世界中に広がり人々に脅威を与えています。今回の事の最悪な結果は何なのか、感染がいつまで続くのか、人類がどれだけの損失を蒙るのか、それについては誰も分からないのです。このような状況の中で、大法弟子がやるべきことは、全力を尽くして大法の真相を伝え、「やるべきことは人を救うことだけであり」 [1] なのではないでしょうか! 

 新型肺炎が発生してから、感染地から遠く離れた人々は危機に無頓着で過ごし、感染地に近い人々は家に閉じ込められました。

 一部の学習者は常人と同じように家に閉じ込められ、真相を伝えることを諦めました。また一部の学習者は修煉がもうそろそろ終わるだろうと思い、この時こそ、常人と同じように振る舞ってはならず、この災難が自分と大いに関係があり、この緊急事態の中でもっと積極的に対応し、もっと時間を切り詰め、もっと人を救わなければならないと思いませんでした。さらに、一部の学習者は「これは旧勢力の按排だろうか? 発正念をすべきだろうか?」などをめぐって議論ばかりして、実際の行動を起こさず、人を救い済度することを疎かにしました。

 1999年7.20の頃の事をまだ覚えているでしょうか? 当時の学習者の中には、すぐに法を実証して行動を起こす者もいれば、家にじっとして待機する者もおり、はたまた、どうすればいいか分からない者など様々な人がいて、今の状況とよく似ていました。

 今回のことにしても、新型コロナウイルスが突然に襲いかかり、誰もが心の準備が出来ていないのです。しかし、すでに2カ月も経っており、まだ行動を起こしていないのであれば、人を救うことにもっと影響されるのではないでしょうか。

 師父はずっと、大法弟子は衆生の希望である、とおっしゃっていました。

 『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』で、師父は「 いずれにせよ、大法弟子として、師父が皆さんに教えたいのは、自分の責任の重大さを知っておく必要があり、これは子供の遊びではないということです。このことはすでに最後まで来ており、私は焦っていてしょうがないのに、皆さんは気にしていません。しかし、最後になると、泣いても間に合わないのです。この世の全ては目的があって按排されたのです。人間の執着を引き起こし、あなたが救われないようにするためのものがあまりに多いのです。自分を修煉者として見なさず、そのまま流されてしまうのですか?! あなたは衆生の希望であり、あなたが代表している生命の希望なのです!」[2] と説かれました。

 私達大法弟子がやるべきことは「人を救うこと」だけです。師父がおっしゃられているように「試練に直面し本性を見る」[3] ですので、同修の皆さんは自我を放下し、観念を放下して早く行動を起こし、理性的に、そして知恵を持ち、正念をもって大いに人々を救いましょう! 私達大法弟子の正念は、山をも切り開くことが出来るのですから!

 注:
  [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「シカゴ市法会での説法」
  [2] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
  [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「真性を見る」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/27/401732.html)
 
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