海外の大法弟子は中国人を救うことを急ぐべき
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 【明慧日本2020年3月5日】最近、新型肺炎は中国国内で非常に速いスピードで蔓延しており、疫病の情勢はさらに深刻になっています。現在、大、中、小の各都市だけではなく、農村の隅々まで閉鎖されて家々はしっかりと戸締りをし、人々の集まりや交流もほとんど見受けられません。このような状況は大法弟子にとって大法の真相を伝え、衆生を救い済度することに大きな妨害となっています。特に最近、中国国内の大法弟子から海外の大法弟子に緊急援助を求める声もたくさん上がり、電話やショートメールなどを利用して、海外から中国国内に向けて大法の真相を伝えることを強く望んでいます。ここで、海外にいる私はいかに時間を無駄にせず、自分の身内や親友を含む、大事な中国の人達を救うチャンスを大切にすることについて、皆さんと交流させていただきます。

 師父はこのように語られました。「以前皆さんに話したことがありますが、次元がさらに高い王、人類の歴史上の各民族の王、宇宙の次元の高い者が全部、中国に転生し、そこが中心点になったため、中国人の選択を難しくしたのです。なぜなら、彼らがいざ救われたら、彼が代表する民族、場合によって彼が代表する巨大な宇宙全体の生命群が全部救われるかもしれないと旧勢力に見えたからです。皆さんに考えてほしいのですが、これほど大きな出来事なので、旧勢力が彼らに設けた難は最も大きいのです」[1]

 中国から海外に出て来た大法弟子は、中国の環境で育って親戚や友人などがたくさんいます。大法弟子と縁がある人々は皆大法との縁が深いのです。我々にとって、全力で彼らを救う責任があると思います。しかし、海外の一部の大法弟子は他のプロジェクトに取り組んでいて、中国国内にいる身内や親友に真相を伝えても、仕方がないという状態が感じられます。

 私は海外に来てからここ数年間、スカイプや携帯電話で中国にいる家族や親友に大法の真相を伝え続けました。私の経験から言えば、最も重要なのは人を救う時の心理状態で、つまり、実際に人を救い済度されているのは師父と大法であり、私はただその願望を持って行なえばいいのです。師を手助けして人を救う基点で、できるだけ人間の観念を持たずに純粋な心で人を救いさえすれば、比較的に良い効果が得られます。同時に、私が法の要求に達していれば、大法を修めて得た正念は、相手の恐怖心を抑えることができ、言葉に現れた慈悲と善の力は相手の偏見を取り除くことができ、三退させることができます。

 また、大法の真相を伝える際に、常人が理解できる内容を選ぶことが大事です。常人には利を求めながら、害を避けようとする心理がありますので、私は自分の海外での生活を通して西側は民主社会であり、信仰の自由があるのに対して、中国では中国共産党の組織に入る際に、命を捧げると誓わせることなど、どこの国にもないと教えます。さらに「三退」の大切さを伝えると自然に三退を促すことができます。

 現在、法を正す情勢が進むにつれ、中国を含む世界中で起きている数々の自然災害と人災は、世の中の人達に対する警告でもあり、我々が人を救う主な要因でもあります。特に最近の新型肺炎に直面している人は、誰もがいかにして疫病から逃れられるかに関心が集まっています。大きな災害で淘汰される人はどんな人達か、私大法弟子には皆分かっています。大きなプレッシャーに直面している衆生が、理解して受け入れることは難しいと思います。ですから、私はできるだけ「罰が当たった」とか、「報いだ」とか、このような言葉を使わないように心掛けています。通常、相手に穏やかな心理状態で大法の真相を伝え、中国共産党が今回の疫病の状況を隠ぺいした結果、これほど大きな人災を招いてしまい、中国共産党こそ災難の源であることを伝えると、自然と三退する方向へ導くことができます。

 面識のない人に大法の真相を伝えるのとは違って、自分の身内や友人の場合はいきなり三退を促すのではなく、下地を作る必要があります。ですから、往々にして10分からさらに長い通話時間が必要になりますので、より心を込めて辛抱強く説得しなければなりません。時には、私の心から任務を早く遂行させようと焦りが出て、相手のためにという誠意が足らず、なかなか電話をかけることができません。このような状態から抜け出せない私は、自身がとても辛かったのですが、師父の写真の前に跪き、良くない心を取り除いてくだるように、また、勇気と能力を与えてくださるようにお願いしました。すると、私は師父のご加持を感じ、自分が持っている電話帳の順番に、親戚や友人、知り合いの一人に電話をかけ、大法の真相を伝えました。多い時には一晩で二十数人を三退させ、90%の人が三退に同意しました。

 知人に大法の真相を伝える時には、常人の情に左右されることがあります。仲のいい親友なので、簡単に救えられるはずだと思いましたが、真実を聞きたがらない人もいれば、怒って電話を切る人もいました。心が痛み辛かったのですが、冷静に内に向けて探すと、情に左右されていたことに気づきました。私は「衆生は皆中国共産党の宣伝に騙されているから、諦めてはいけない。必ず分かってくれる時がくる」と自分に言い聞かせ、しばらく経って再び電話をかけると、前の事がなかったように、大法の真相を聞いてくれ、三退に同意してくれました。

 ここで、私は自分が大法の真相電話をかける時によく使う決まり文句を同修の皆さんと共有し、参考になればと思います。「私は中国で同じような環境で育ち、小学校に入る時から、皆拳を上げて『中国共産主義のために一生を尽くし、最後まで命を捧げる』と誓いましたね。昔からどんな組織でも、人に命を捧げるようにと誓わせるものはありません。安易に命を捧げると誓うことは不運につながります。また、『善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある』という天の理があります。今まで中国共産党が行なった悪行が報われる時に、命を捧げると誓った人々は実に危ないのです! 中国共産党による弾圧、迫害の中での死亡者数は延べ8千万人以上に達し、2回の世界大戦の合計者数よりも多いのです。現在、中国国内ではすでに3億5千万人以上の人々が本名や偽名で、加入した中国共産党の関連組織から脱退すると表明し、その邪悪な誓いを廃棄しました。今では毎日10万人の規模で三退が行なわれており、貴重な命を大切にし、自分の未来を自身で選択することができます。あなたも三退して、その不運な誓いを取り消せば災難から逃れられます。それが最善の方法です」と伝えます。

 もちろん、海外にもたくさんの人を救うプロジェクトがありますが、私の経験から現実的な状況を踏まえ、合理的に他の事に携わることで、自分の修煉と人を救う能力も向上できると思います。私が親友に電話をする際に、緊張して喋れない状態が何度かありましたが、そんな時私は、真相電話かけを専門にし、中国国内の公安や司法当局の担当者に電話をかけている同修たちの言い方や、内容を参考にして突破することができました。また私自身が直接、公安当局に電話で法輪功の真相を伝える時に、強い正念を持つことで自分の中の良くない思想が大法によって解体され、妨害を受け制御されていた局面を突破できたことを実感しました。それと同時に私個人の修煉において、なかなか取り除かれていない執着心と人心は、観光スポットなどで直接人に法輪功の真相を伝えた時に、簡単に放下できたことにも気づきました。それは心性が高まるにつれ、師父が取り除いてくださったからです。反対に、他のプロジェクトが順調に進まないときに、親友に法輪大法の真相を伝える過程で心性が高まり、向上したことを感じられました。

 全世界で70億の衆生が大法弟子の救い済度を待っており、その中で中国国内には14億人の人達がいます。より広範囲で衆生を救い済度するために、我々はすべての条件や方法を利用して法輪功の真相を伝えるべきです。現在、海外ではソーシャルメディアと自動ツールプラットフォームがあり、Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTubeなどを利用して、オリジナル制作やリツイートメディアなどで、直接なり、間接なりして幅広く真相を伝えています。これらの内容を海外の華人やインターネットの封鎖を乗り越えた中国国内の人々は見ることができます。そして、自動ツールプラットフォームやメール、自動音声電話、グループメッセージなどを利用すると同時に、直接電話をかけることも有効だと思います。これらのプロジェクトに直接参加しなくても、自分が持っているアドレス帳の情報を同修たちに提供して、電話やメールで大法の真相を伝えることができると思います。

 この間、私は国内にいる昔の同僚に電話で大法の真相を伝えると、彼は「おや、以前は何度も音声電話だったのに、今回は本人の声で教えてくれるんだね」と喜びました。実は、以前にも彼に音声電話をかけたことがあったので、今回はすぐに三退に同意してくれました。

 以上は、私の体験であり、法に合わないところがあればご指摘をお願いします。 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「大法弟子とは何か」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/22/401539.html)
 
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