「焼身自殺の虚言」から「武漢の町封鎖」までの真実
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 【明慧日本2020年3月17日】新型肺炎の感染拡大を制御できなくなったため、政府は、2020年1月23日に武漢の町の封鎖を宣言した。その時から、中国共産党の「武漢新型肺炎」についての虚言が、一つまた一つと暴かれはじめた。

 20年前の同じ日、つまり2001年1月23日、同じく世界を驚かした事件が起きた。それは「天安門焼身自殺事件」だった。その時から、数え切れないほどの中国人が、虚言に騙されるようになっていった。

 20年前の「天安門の偽りの火」は衆生を毒害したが、20年後の「武漢の町封鎖」は多くの中国人、特に海外の人々を目覚めさせるきっかけとなった。

 2001年1月23日から、中国共産党が捏造した「天安門焼身自殺」は全国、そして、各省・市のテレビ局、新聞などによって集中的に報道され、その後の数年間「天安門焼身自殺」は小学校の教材にも取り上げられ、子供たちに法輪功に対する憎しみを植え付けた。さらに、中国政府は莫大な資金を投入し、「大外宣」 (大プロパガンダ)(※)を通して国際社会を騙し、世界にも計り知れないほどの悪影響を与えた。

 これまでの20年間、中国国内と世界各地の法輪功学習者は昼も夜も苦労を厭わず、命の危険を冒して法輪功の真相を伝え、人々から少しずつ法輪功に対する誤解を取り除き、正義の灯を一つ一つ灯し、虚言を一つ一つ暴いて来た。「天安門焼身自殺」の現場で警察官が、なぜ消火器を背負ってパトロールしているのか? ガソリンが入ったペットボトルが、なぜ燃えなかったのか? 気管を切られた人が、なぜ歌を歌えるのか? これらの疑問を解き明かしていき、法輪功学習者たちは慈悲心と大きな善を持って、幾千幾万もの人々が陥った虚言の落とし穴から脱出させ、真実を伝えた。

 しかし20年来、中国共産党は邪悪な本性を少しも変えておらず、数百種類の残忍な拷問や刑罰を実行し、さらに残酷な洗脳をし、不明薬物を注射し、灌食し、中枢神経を破壊する薬物をご飯にまで投入した。その他にも連行したり、監視し、嫌がらせをし、懲役刑を下すなど、法輪功修煉者たちに対する残虐な迫害を1日も休まずに行なって来た。

 2020年1月31日、「楊寧」さんと名乗る中国人は大紀元の脱党サイトで、共産主義青年団を脱退する声明を発表した。その声明文の中には、「僕は数十年も騙され、法輪功の真相を知らないことを悔しく思います。小さい頃から教え込まれた中国共産主義が、これほど邪悪なものだと今やっと分かりました。武漢のコロナウィルスは数えきれないほどの人々の命を奪ったにもかかわらず、政府は情報を隠蔽しました。中国共産党のこの行為は許せません。今回の災難の中で自らの安全を求めることよりも、中国共産党が滅亡してほしいと願います。この政党が人間社会から永遠に消え去ってほしいと願うだけです」と書かれていた。

 万勲さんは「この組織が掲げた目標は実際の行動とあまりにもかけ離れており、私の理念とも食い違っています。法輪功に対してほとんど無知であった私は、中国共産党から法輪功に対する多くのマイナスの宣伝を一方的に注ぎ込まれました。今まで偏見を持っていた事に対し、申し訳ないと思っています」と言った。

 天佑さんは声明の中で、「今回の武漢新型肺炎に関して、中国共産党はずっとこれらの真相を隠蔽し、人命をなおざりにしました。もう中国共産党にいかなる希望も持ちません。そして、法輪功学習者が20年来、対価も求めずに努力し続けてきた精神に感動しました。これは信仰の力です。中国に欠けているのは他でもなく、このような信仰の力なのです」と言った。

 小雨さんは、「武漢の疫病が発生した後、この体制の悪さ、この体制下に置かれた民衆の苦しさをより強く感じました。もうこれ以上、中国共産党の仲間にはなれません。自らの意志ではっきりと脱退すると宣言したいです。神様に中華民族をご加護くださるように心から願っています」と言った。

 虚言の堤防がいったん決壊すると、法輪功の真相を知った人々は、もうこれまでのようには騙されない。邪悪な中国共産党はもうすぐ歴史のこの舞台から退場するであろう。もっと、もっと縁のある多くの人達に、中国共産党の邪悪の本質を見抜いてほしい。そして早く三退して、大きな災難を無事に乗り切ってほしいと強く願っている。

 (※)プロパガンダ(特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称を指す言葉で、 特に、政治的意図をもつ宣伝活動をさすことが多い)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/17/401271.html)
 
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