文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年2月17日】
遼寧省の大法弟子より
今、新型コロナウィルス感染症は中国全土に蔓延しています。専門家は「マスクをつけるように、水を多く飲むように、手を洗うように」と人々に呼びかけています。多くの公共の場には、「マスクを着用しない者は立入禁止」等の看板が立てられ、マスクは意外にも今年の「ヒット商品」となりました。
私と妻(同修)が外出する時、息子からマスクをつけるようにと注意されました。「修煉者は功が身についているから、そのエネルギーがウィルスを滅しているので、マスクをつける必要はない」と私が言うと、常人の息子はすぐに目くじらを立て、「武漢市の製薬メーカーに勤めている友人から聞いた話だが、彼の工場は今、毎日残業してマスクを製造している。そこに勤務しているある幹部が法輪功を煉っているからと言って、マスクの着用を拒否した。結局、熱を出したそうだよ」と怒って言いました。
そこで、師父が説かれた法「われわれの法門では、常人の中で修煉する部分があって、常人社会に身を置きながら修煉し、最大限に常人と一致を保つよう求めているのであって」[1] を思い出しました。
大法修煉者として、我々は人間が病気になる本当の原因をよく理解しており、「マスクを着用していれば、法と師を敬っていない、着用しなければ、師と法を信じている」と言うような偏った理解さえしていなければ、マスクを付けても構わないことだと私は思いました。実は、今の状況の中で、マスクを付けなければ、常人は私達を避けてしまうでしょう。そうすれば、どのようにして人々に真相を伝えられるでしょうか?
私達は現実と対立してはいけない、極端に走ってはいけない、家族や人々が理解できない事を言ってはいけません。師父は「その心を捨てることができさえすれば、その物質自体は作用をなさないもので、真に人を妨げるのはほかでもないその心なのです」[1] と説かれました。ですから、マスクをつけるかどうかは重要なことではありません。
今、多くの人は家に閉じこもって外出しないようにしています。街には通行人がとても少なく、私達はむしろマスクをつけて住宅地に行って真相資料を配り、人々に三退して平安を守ることを伝え、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるようにと伝え、この特別な時期に、もっと多くの方法を利用して人を救いに行くべきではないでしょうか。
武漢市の大法弟子より
武漢新型肺炎が感染拡大している中で、今、人々は誰でもマスクを付けています。一部の同修は「我々は修煉者ですから、マスクをつける必要がない」などと言っているようですが、実は、法理をしっかり理解していれば、マスクをつけても構わないと私は思います。マスクを付けなければ、人々は奇異な目で私達を見るでしょう。人々から離されて排除されてしまえば、私達はどのようにして人に真相を伝えられるでしょうか?
ある同修はマスクを付けないで出かけました。すると、彼女に会った人々から、「あなたはウィルスを人に感染させる気か? あなたは宇宙人なのか?」等と言われたそうです。もちろん、それぞれの悟りが異なり、一概には言えませんが、私の場合は出かける時には、必ずマスクを付けて出かけています。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』