大きな災難を前にしての慈悲
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年2月20日】明慧ネットの報道によると、武漢新型肺炎が発生して1カ月以降、確定した感染者数にしろ、死亡者数にしろ、いずれも急速に上昇している。中国の人々はもはや、中国政府が発表した数字を信じなくなり、多くの人々は法輪功学習者が教えてくれた命を救う方法、つまり、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じれば、神からのご加護を頂けること、そして、早く三退して平安を守ること、の方を信じるようになた。

 今、海外の法輪功学習者たちは集中的に武漢に電話をかけている。警察署、検察庁、裁判所を含む多くの人員達は一緒に真相を聞き、感謝の意を表し、三退する者も出てきた。武漢のある警官は「法輪功の人達が今でも我々のことを思ってくれていたことに感謝します」と言った。また「政治法律委員会」と自称する人員は最初は「共に戦うぞ」と叫んでいたのに、最後には「感謝します」と言うように変わった。カナダ・トロントの学習者がある警官の家に電話をかけると、警官は電話に出て「また法輪功の者か」と湖北省の方言で怒鳴り散らした。その時に傍にいた息子が「お父さん、彼らは我々の為に言ってくれているんだよ」と言うと、警官は黙って何も言わなくなったという。

 新型コロナウィルスが猛威を振るう中、世間の人々は次第に大法の真実を知り、法輪功学習者の慈悲を感じ取っている。ある学習者が北京の某区の宣伝部の副部長に電話をかけた。電話をかけた主旨を伝えると、相手は「国難が目前に迫っているのに、よく脱党なんか言っていられるよな!」と怒鳴りつけたという。「国難が目前に迫っているからこそ、災難を回避する良い方法を伝えているのです」と学習者は落ちついて、はっきりとその因果関係を述べたという。最後に、この幹部は学習者達が長年苦労をいとわず、人を救い済度する理由が分かり、「この国難を前にして、あなた達(法輪功学習者)はまだ人を救うことに力を尽くしているのですね。本当にお疲れ様です」と謝意を述べたという。

 法輪功は善を修めるもので、自分が心身共に受益をすれば、必ず他人にも教えなければならない。まして、人々が新型コロナウィルスに命を脅かされているこの時期にこそ、そうしなければならない。「赤い目の獅子」という物語は、法輪功学習者の人を救う思いをうまく表現しており、未だに頑迷に悟らない人に対して多少の啓発を与えているかも知れない。「あるお婆さんが神仏を深く信仰しており、洪水が襲って来た時に、何度も何度も人々に神の啓示を伝え、人々にこの災難から逃れるようにとお願いして回りました。この話を信じてくれた一部の人だけが、お婆さんについて村から逃げ出して山に登り、振り返って見ると、村はすでに濁流に飲み込まれ、多くの村人は洪水の中で溺れてしまいました」

 1999年7.20、中国共産党と江沢民集団は国を挙げて、真・善・忍を修める法輪功学習者に対する残酷な迫害を発動した。数え切れないほどの多くの学習者が不当に労働教養を強いられ、刑務所に拘禁され、長期にわたって残虐な迫害を受けている。現在まで少なくとも、4300人の学習者たちが酷く迫害されて死亡した。

 これまでの20年間、善悪に報いがあると深く信じている法輪功学習者は困難を恐れず、苦労をいとわず人々に法輪功の真実を話し、三退を勧めて来た。それは、「大きな災難がやって来る時に、人々をこの大災難から逃れさせ、人を救う」という崇高で、かつ純粋な目的のためである。最も貴いのは、法輪功学習者が大善で大忍の精神を守り、自ら巨大な苦難に見舞われる中で仕事や家庭を、また自由やさらには命を失う危険を冒しながらも、人々に善を勧め、人々を救って来た。これは彼らの慈悲なる心の表われである。

 虚言は一時的に人を騙せるが、月日が経てば、人々はみな目覚めてくる。多くの人は動態ネット、無界ネット、自由門等の封鎖を突破するアプリを使って、外部の情報を入手するようになった。人々は次第に虚言の中から抜け出し、中国共産党の邪悪の本質を見抜いている。現在まで、脱党ネットで三退を表明した人の数は、すでに3億5000万人を超えた。これを見ても、中国共産党が崩壊するのはさほど遠くない。

 歴史はいつか必ず「マルクス・レーニン主義を信奉し、偽、悪、闘を行なう中国共産党は、真・善・忍を実践する法輪功学習者の前に敗北し、迫害する中で自らが崩壊していく」ことを証明するであろう。未だに三退をしていない者や、虚言に騙された者、甚だしい場合は悪人の手先となって、悪人を助けて悪事を働く警官らや検察庁や裁判所の人員達に、直ちに目を覚まして悟り、中国共産党と一線を画して、新しい未来に向かって歩んでほしいと願っている。

 今、中国には十億人の市民がなおも危難の中に陥っており、武漢新型肺炎の感染も蔓延し続けている。実は命を救う秘訣は目の前にある。それは誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じれば、神佛からのご加護を頂けることである。法輪功の学習者が老婆心ながら、繰り返して真相を伝え、虚言を暴き続けていることは、無私無我の行ないである。彼らは如何なる見返りも求めず、ただあなた方の平安を願っているだけである。それは歴史に残る偉大な功績であり、人間性から昇華した慈悲なる神性の現れなのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/4/400675.html)
 
関連文章