台北国父記念館の前で法輪功の真相を伝える
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 【明慧日本2020年2月26日】新型コロナウイルス感染は2020年旧正月の間、急速に拡大している。台湾の防疫の規約に合わせて、中国観光客は1月末までに帰国しなければならないため、旧正月の休暇が終わると台北国父記念館を訪れる人は随分少なくなった。しかし、法輪功学習者たちはいつも通りに、記念館前の敷地内で法輪功の真相を伝え、大法と法輪功を広め続けている。法輪功の真相を伝えるためのブースは世界に向けて発信する窓口であり、縁がある人々は各地からやって来る。この週末に、ここ台北国父記念館前のブースを訪れている人々はその証である。

'图:台北国父纪念馆前的真相展板'
台北国父記念館前の法輪功の真相パネルを見ている観光客

 香港市民「法輪功の真相パネルが中国全土に設置されるように願う」

 香港から来た1人の中年男性は、法輪功学習者を見て興奮して叫んだ。「私は法輪功を支持します。あなた達は圧力に耐えてきました。人が想像できないほどの大きな圧力に耐え、あまりにも長い間、多くの酷い迫害を受けてきました」 、「法輪功の信念に敬服します。あなた達は正義と良心を堅く守っており、世界はそれを知っています」

 その中年男性は法輪功の事実が書かれたパネルを見て、「いつか、これらの法輪功のパネルが中国全土のすべての地域に設置されることを望みます」と言った。帰る前に、彼は繰り返し学習者たちに中国共産党の浸透は非常に深刻であり、用心し、注意するようにと言った。そして、香港の人々は多くの教訓を学んだ。

 イギリスの観光客「あなたたちが言ったことを、私は信じます」

 一人のイギリスの若者が真相パネルをしばらく見ていたが、法輪功学習者が近づいて行くと、パニックになって「私に近づかないで下さい、私は話せません。あなたたちと話すと、カメラに捕らえられると聞いています」と言った。

 学習者は彼の状況について尋ねたら、彼は長い間上海に駐留していたことが分かった。今回は休暇のために台湾に来たが、新型コロナウイルスの感染拡大のために中国に入ることができなかった。 法輪功学習者は彼に次のように説明した、「中国共産党の嘘の宣伝を聞かないでください。それは中国政府が法輪功の真相を海外に出る中国人に知らせないようにするための偽の宣伝です。聞かないで信じないでください。そして、ここは中国とはまったく異なる民主の台湾です。恐れないでください」

 この若者はしばらくの間学習者と話をし、何度も何度も「あなたたちすべての人が安全でありますように」と繰り返し言っていた。帰る前に、彼は学習者たちに「お元気で」と言った。学習者たちは彼に感謝して、そして「私たちは修煉者で元気です」と言った。彼は繰り返し「私は信じます。私は信じます。あなたたちが言ったことを信じます、あなたたちを祝福します」と言った。

 フィンランドの観光客「迫害が一刻も早く終了することを望みます」

 一人のフィンランドからの観光客が真相パネルの前で「私は法輪功について聞いたことがありますが、法輪大法を知りませんでした、それは同じですか?」と丁寧に尋ねた。

 学習者が彼に説明した後、彼はこの迫害が20年以上続いていることに驚いた。 彼は、「私は非常に残念で苦痛を感じます。それはあなたたちが長い間苦しんでいることを意味し、状況ができるだけ早く変わることを願っています」と言った。

 カナダの教師「私は、中国共産党に惑わされないように子供に教える義務があります」

 カナダからの観光客で明るく元気な若者が、真相を伝えるブースの前を通ったとき、学習者から法輪功の資料を受け取り、「私は法輪功を知っています。私は教師です。6年生の授業の中で私は、「中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩り」のことについて教えたことがあります」と述べた。

 学習者たちは彼に感謝し、なぜこの「生体臓器狩り」のことを選んだのかと尋ねた。彼は、「人権と他人の命への尊重は、普遍的な価値観であり、人間としての基本的な認識が必要です。しかし、中国共産党のやっていることは完全にこの価値観に違反し、そして臓器狩りの残酷な犯罪を認めないばかりでなく、中国共産党の人命を踏みにじる、歪んだ価値観に惑わされないように子供に教える義務があると思います」と言った。

 学習者たちは正義を求めたこの教師に感謝した。

 多国籍企業のマネージャー「あなたたちは素晴らしい!」

 一人の多国籍のテクノロジー企業で働いているマネージャが真相ブースに来て、彼はインターネットで長い間資料を読んでいて、「法輪功の真相」についてある程度知っていると述べた。

「六四天安門事件、法輪功、新疆強制収容所、および香港の『逃亡犯条例』改正案をめぐる抗議活動については、中国共産党の宣伝と一致しているのは中国の若い世代の民族主義者です。彼らは疑いもなく共産主義の宣伝を受け入れ、自分の独立した考え方に取って代わるにことに対して、共産党の洗脳教育は恐ろしく、うんざりしているように感じます! 私の同僚の中に、アメリカで勉強し、長年海外に滞在している多くの中国人がいます。彼らの中国共産党によって引き起こされた国家主義の感情は嫌いです」

 「あなたたちが長きにわたって、善心で中国人の洗脳された認識を変えようとすることは非常に素晴らしいことです。私は理解しています」と述べた。

 彼が去る時、法輪功学習者は彼に『共産党についての九つの論評』と『共産主義の究極の目的』の2冊の本を手渡した。

 台湾の商人「法輪功、続けて頑張れ!」

 一人の中年の男性が自転車に乗って、ブースの隣で信号を待っていた、学習者が話しかけて行くと、彼は法輪功の真相について知っていると述べた。彼は台湾の商人であり、中国に長年住んでいたと言う。中国の経済不況のために、彼は3年前に中国市場から撤退し台湾に戻ってきたと言う。

 この背景に基づいて、彼は周りの友人に「反中国ではなく反共産主義だ!これは非常に合理的な認識である」と言った。彼はまた、自分がずっと 「新唐人テレビ」と大紀元時報を見ていると語った。

 去る前に、彼は法輪功学習者たちに「頑張って下さい! 続けて頑張って下さい」と励ました。

 台湾の年配者「これは無私の共有です!」

 一人の法輪功の真相を知らない人が真相ブースの前を通ったとき、非友好的な態度だった。「中国の観光客は皆帰ったのに、あなたたちのパネルはまだここに置いてある。邪魔だ」といった。

 この時、70代の年配の人がたまたまそれを聞いていた。その人は「これは中国人と共有するためです。中国大陸では設置できず、台湾では出来るので、共有すべきです。これは無私の共有です」 彼はさらに、「この道はこんなに広く、自分の心をもっと広くして、この『無私の共有』の価値を考えてみてください」と先程の真相を知らない人に助言した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/4/400724.html)
 
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