【明慧日本2017年9月18日】依蘭県公安局は先月31日午後4時ごろ、大量の警官を出動させて法輪功学習者を不当に連行した。聞くところによると、ハルピン市公安局の警官が依蘭県の江北ホテルで今回の迫害を監督したという。まだ正確には把握されていないが、少なくとも23人の学習者が身柄を拘束され、その中の女性学習者は、ハルピン市留置場へ送られて拘禁され、男性学習者は依蘭県留置場に拘禁された。
身柄を拘束された学習者は李友(李有)さん、劉玉敏さん、夏佳華さんなど23人で、現在、学習者たちは拘禁されたままだという。これまでに3人の学習者が、解放されて帰宅したという。
当日午後4時半ごろ、依蘭県在住の学習者・唐立飛さん夫婦の自宅に7、8人の私服警官が押し入り、警官らは何の証明書も提示せず、唐さん夫婦2人を連行しようとしたが、唐さんが従わなかったため、7、8人の警官がどっと押し寄せ、庭で唐さんを殴ったので、唐さんは地面に倒れ、警官は家の中にあった大法書籍と数枚のDVDを押収した。後からわかった事だが、これらの警官は依蘭県公安局経済犯罪捜査課の警官だった。今月4日午前、1人の警官が拘留通知を持ってきて、唐さんの母親にサインさせ、「15日間の拘留後に戻す」と母親に伝えた。
逮捕された依蘭県在住の女性学習者は、張久慧さん、史栄先さんなど9人で、男性学習者は、李有さんなど3人である。警官は同時にパソコンや大法書籍などの私物を押収した。
同日午後4時半、チャムス市樺川県の学習者・施鳳蘭さんの家を慌ただしくノックする音がしたが、ドアを開けずにいると、10分後にドアの鍵をドリルで開ける音が聞こえ、ドアがドリルで開けられると、約7、8人の警官が続々と入って来た。その内の2人は依蘭公安局の警官で、樺川の特殊警察部隊もおり、家に入ると、大法書籍と師父の写真などをまとめて写真に撮った。5時過ぎ、施鳳蘭さんを不当に連行し、「依蘭に連れて行く」と言った。さらに、多くの学習者が警官に妨害を受け続けている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)