山東棲霞市の馬京蘭さん 警官の嫌がらせを受け重体
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 【明慧日本2019年10月21日】(山東=明慧記者)山東省棲霞市(せいかし)の87歳の法輪功学習者・馬京蘭さんと連れ合いは、2019年9月上旬、朝市に行く途中で1冊の法輪功の資料を三輪車の上に置き、配布したため、山東省棲霞市の荘園派出所の警官らに連行された。荘園派出所で、警官は2人の写真を撮って記録をした上で、さらに「お前らがまだ配るなら、お前らの娘を捕まえてやる」と脅した。

 この前、馬さんの実家所在地の棲霞市蘇家店鎮派出所の警官ら2人は、馬さんの実家に行って馬さんの居場所を尋ね、現在の住居にも行って探した。また、息子の所に行き嫌がらせを働いた。

 警官らの絶え間ない嫌がらせを受けたため、馬さんはショックを受け、荘園派出所から帰宅した当日にめまいがした。そして3、4日後には脳出血を引き起こして意識を失い、昏睡状態に陥った。救急車で病院に運ばれ緊急措置をとったが、馬さんは今もなお入院中で自力での生活が出来なくなっている。馬さんの連れ合いはその打撃を受けて、夜になっても眠れず精神状態が悪化したという。

 馬さんは若いときから身体が弱く、脳神経痛、冠状動脈性硬化症、脳動脈硬化、貧血などの病気を患い、治療しても効果がないために29歳の時に退職した。

 1998年12月、馬さんは法輪功を学び始めた。すると、李洪志師父の説法ビデオを見てから5日目の朝、全身の辛い感覚がなくなり病気が消えた。その当時の馬さんは66歳であった。

 馬さんの連れ合いは法輪功の不思議な力を目の当たりにして、一緒に学び始めた。それ以来、曲がっていた腰は真っ直ぐになり、元気を取り戻した。

  「もし、法輪功を学んでいなければ、私達2人は、とっくに亡くなっているはずだわ」と、馬さんはいつも言っていた。

 しかし、現在の馬さんは病床で寝たきりになり、依然として意識は回復していない状態のままである。馬さんの息子と娘達は「警官らが母親を連行しなければ、こんな状態になるはずがありません」と言っている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/13/394525.html)
 
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