【明慧日本2019年9月1日】(山東=明慧記者)山東省シ博市シ川区の法輪功学習者・劉秀栄さんは、連行されて1年余り拘禁された。2019年8月1日、シ川区裁判所は劉さんに対して懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。現在、劉さんはシ博市裁判所に控訴している。
劉さんの夫は脳梗塞、糖尿病などの病気を患い、2006年から病状はいっそう悪化して植物人間の状態になり、長年にわたって劉さんに頼り切りで、劉さんなしでは生きられないほどである。
劉さん本人は数年前にひどい喘息、高血圧、リウマチなどを患い、法輪功を学んでから症状は改善した。しかし、今年に入ってから地元の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と派出所の警官らが、何度も劉さんの家にまで来て嫌がらせを働いたことによって、劉さんの病状はひどくなり、息ができず一晩中寝つくことができなくなり、最近、入院して治療を受けている。
2018年4月17日、シ博市シ川区国内安全保衛部門と松齢路派出所の大勢の警官らは、劉さんを連行し、劉さんの家のパソコン、プリンター、法輪功資料などの個人物品を押収した。家族が2000元をゆすり取られた当日に、劉さんは保証人を立てて審問を待つという条件付きで仮保釈された。
2019年4月、国内安全保衛部門と松齢路派出所の警官ら数人は、何回も劉さんの家に行き、嫌がらせをしたり質問をした。2019年5月上旬、シ川区検察庁の人員はまた劉さんの家に行き、状況の確認と言って、劉さんを裁判所に起訴した。
2019年6月20日午前9時、劉さんに対する裁判がシ川区裁判所で行なわれた。8月1日、シ川区610弁公室の作為の下で、シ川区裁判所は劉さんに対して懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)