済南市の亓英俊さんを含め8人の学習者が連行 
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 【明慧日本2019年7月28日】(山東=明慧記者)山東省済南市の鉄道警察官は済南市莱蕪区東駅派出所、官寺派出所、花園派出所、張家窪派出所の警官と共同して、2019年7月16日午前、山東省莱蕪市(らいぶし)の8人の法輪功学習者たちを連行し、家宅捜索を行なった。連行された8人の学習者たちは亓英俊さん、陳連美さん夫妻2人、魏翠琴さん、程西江さん、尹峰さん、尹暁星さん、劉西修さん達および年配者の呉さんである。

 7月16日午前8時過ぎに、私服の警官らは亓さんの自宅で夫妻2人を連行し、夫婦が経営している店舗、貯蔵室、倉庫など荒らし回り、法輪功と関係があるすべての書籍や物品を押収した。現在、亓英俊さんと陳連美さん夫婦2人の行方は分からないままだという。

 隣近所の住民の話によると、16日朝から住宅地の東や西の方にも多くの私服警官らを見かけたが、まさか亓英俊さん夫婦が目当てだったとは、まったく分からなかったという。

 7月16日午前、済南市の警官らが再度、尹峰さんを連行し、また尹峰さんと連絡したことがあった程西江さん、尹暁星さん、魏翠琴さん、劉西修さん、年配者の呉さんたちも連行した。

 数カ月前に、鉄道派出所の警官が尹峰さんを連行したことがある。その後、警官はわざと尹峰さんの妹さんに「保証人を立てて審問を待つ」という条件付きで、尹峰さんに仮釈放の手続きをさせた。そして、尹峰さんに毎月鉄道派出所へ出向かせサインするように強要し、警官はずっと尹峰さんを尾行し、監視していたと考えられる。

 当日の午後、尹峰さん、尹暁星さん、魏翠琴さんの3人は帰宅した。現在、亓英俊さん、陳連美さん夫妻、程西江さんの3人は済南鉄道留置場に拘束され、劉西修さんは一時仮釈放された。警官は劉西修さんに「尹鋒はすでにお前を裏切った、すべてを自白しなさい」と嘘を言い、2人の仲を引き離そうとした。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/21/390343.html)
 
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