山東肥城市裁判所 学習者6人に実刑判決を宣告
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 【明慧日本2019年6月26日】山東省肥城市(ひじょうし)裁判所は2019年6月13日、法輪功学習者6人に実刑判決を言い渡した。

 法輪功学習者・馬緒民さん(54歳男性)は懲役2年6カ月と罰金3万元、劉芊さん(53歳女性)は懲役2年6カ月と罰金3万元、韓月華さん(74歳女性)は懲役3年6カ月と罰金3万元、鹿克芹さん(68歳女性)は懲役3年6カ月と罰金3万元、馬俊亭さん(78歳女性)は懲役3年、ただし執行猶予4年と罰金4万元、胡秀香さん(43歳女性)は懲役1年6カ月と罰金1万元の実刑判決を宣告された。

 張さんは肥城市国土資源局の元副局長だった。法輪功を学んでいるという理由で、労働教養処分2年と懲役4年6カ月の実刑判決を受けたことがある。2018年8月14日、張さんは再々に肥城市公安局に連行され、同市留置場に拘禁された。同年9月19日に逮捕状を出された。

 劉さんは肥城市実験小学校の元教師だった。法輪功の信仰を堅持しているため、労働教養処分1年と懲役5年の実刑判決を受けた。2018年8月15日、肥城市公安局に不当に連行され、泰安市留置場に拘禁され、9月19日に逮捕状を出された。

 韓さんは肥城市王瓜店街道弁事処北儀仙村に住んでおり、法輪功を学んでいるため、労働教養処分2年を下されたことがある。その後、江沢民を告訴したことで、5日間拘留された。2018年6月1日、連行された韓さんは保釈された。

 鹿さんは山東科学技術大学の元職員で、すでに退職した。法輪功を学び続けているため、労働教養1年の処分を受けた。2018年6月7日、連行された鹿さんは保釈された。

 馬さんは山東科学技術大学の元教師だった。法輪功を学んでいるとして、数度も洗脳班に入れられた。2018年6月7日、連行されたが、その後、馬さんは保釈された。

 胡さんは王瓜店街道弁事処姜荘の住民で、2018年8月15日に肥城市公安局に連行され、泰安市留置場に拘禁された。そして、9月19日に逮捕状を出された。

 2018年12月29日、6人の学習者は肥城市検察庁により、一斉に起訴された。

 そして、2019年6月13日、肥城市裁判所は学習者6人に対して、それぞれ上記のような実刑判決を下した。

 2018年10月25日、泰安市新鉱グループの元職員で退職した法輪功学習者・趙其森さんと妻の鄭洪玲さんは、警官に家を不当に侵入され、連行された。肥城市裁判所は2019年6月19日に趙さん夫婦に対して、不当な開廷を行う予定である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/17/388824.html)
 
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