江蘇連雲港市の法輪功学習者11人に実刑判決
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 【明慧日本2019年5月1日】江蘇省連雲港(れんうんこう)市の法輪功学習者・汪宝玉さんをはじめとして11人に、ぞれぞれ下記のような実刑判決が言い渡された。現在、判決を受けた学習者たちは全員これを不服として、控訴した。

 2018年6月5日、連雲港市海州区公安局の警官らは秘密裏に、法輪功学習者・汪宝玉さん、熊成霞さん、劉玉萍さん、邵世玲さん、那仁志さん、高建君さん、馬宝玲さん、周翠萍さん、王艾芝さん、周さん、喬さんの11人を連行した。警官らは11人の家をそれぞれ家宅捜索し、パソコン、携帯電話、DVDディスク、USB、現金、法輪功関連書籍などの私財を押収した。

 そして、2018年11月27日の午前は9時30分から11時30分まで、午後からは2時30分から4時30分まで、連雲港市裁判所は11人に対して不当な開廷を行なった。法廷で裁判官は緊張してるせいか、生気がなく体を震わして早々に裁判を終わらせた。

 2019年3月25日、善良な学習者たちは再度裁判にかけられ、11人全員に有罪判決が下された。

 汪さん、熊さんの2人には懲役7年と罰金1万5000元、那さん、高さん、馬さんの3人には懲役5年と罰金1万元、翠萍さんには懲役3年と罰金8000元、劉さんには懲役2年と罰金3000元、邵さん、周さん、王さんの3人には懲役2年と罰金5000元、喬さんには懲役1年と罰金3000元の実刑がそれぞれ言い渡された。

 その中で、汪さん、熊さん、那さん、萍さん、邵さん、馬さん、王さんの7人は60歳以上である。

 連雲港市の法輪功学習者・仲崇斌さんは空軍レーダー部隊第52団からの退役軍人で、法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、社会的な報復として迫害が加えられ、懲役3年の判決を受けた。洪沢湖刑務所で拷問を受けた仲さんは健康状態が悪化し、体重が35キロまで減少して痩せこけた。2018年6月12日、仲さんは出所したが、8月14日に無念にもこの世を去った。そして、連雲港市海州区裁判所は同年5月30日、仲さんの妻と姉に対して、懲役2年6カ月と3年の実刑判決を言い渡したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/27/385602.html)
 
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